NO.002

■ 楽々キス釣り






5月になり、水温も上がって来ると深場からキスが浅瀬に
やって来る。ボートで5分程、海岸からすぐの浅場がポイント
となる。
餌はイソメかジャリメ、一般的にはジャリメの方が喰いが良い
らしいがここではイソメの方が良い。お腹がすいているのか、
大きい方に分がある。

ここで、必殺釣法を披露します。
アンカーを打ったら、左右に仕掛けを軽く投げた2本の長竿と
底から1m程おもりを上げた竿を1本合計3本の竿で狙うのです。
キスは底からすこし上を泳ぎながら底で動いている餌を探して
いる。餌が底近くで動いている事が重要。投げ釣りの場合、ゆっ
くりとリールを巻きながら誘うのだが1本しか竿を持てない。
沖釣りでは2本竿を出して真下ともう1本は投げ釣りと同様に誘
うが、ひとりでのボート釣りでは
左右に竿が出せるのである。
しかし、同時に2本の竿を持つ事は出来ないので編み出したの
が以上のような方法。題して「楽々キス釣り」。
アンカーを基点に風と潮の流れによりボートは左右に移動する。
緩んだ道糸をリールで巻いて張る事で仕掛けはボートの流れで
自然に動くので
ある。でいきなり竿がしなってキスがついてくるという訳。
でもべた凪で無風の時には、餌だけ取られてしまう。








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遊漁船に乗って沖に出ても、なかなか本命が釣れない。静かな海で一人ぼうっ〜としていたい。上腕と腹筋
を鍛えるのに最適。スポーツジムと比べこちらは時々おまけが付くなど、海のボート釣りは良い事づくしです。
よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。