釣果
港
浜


逗子沖 鯵入れ食い 2017

 8月13日 午前7時 出船 午前11時30分 沖上がり

久しぶりの海のボート釣りである。
毎年、この時期に青物釣りに出掛けているのだか、今年は台風と
その影響で前線が北上したおかげで、時期的には少し遅い釣行と
なった。少々出足が遅れた形となってしまった。まあでも今年も
昨年同様、それなりに釣れてくれると嬉しいのだが・・・

今日は日曜日でおまけにお盆最初の週末という事もあり、早朝の
京急川崎駅から乗る釣人の数は疎らである。
とはいっても、一車両に6人程度は釣人は居るのだが、普段は、
その三倍位は居るので、それと比較すればの話である。

で、駅で電車が来るのを待っていると、普段と比べて疎らな釣人
の一人から声を掛けられる。話を伺うと、その方、スルメイカを
釣りに行かれるとの事、もうスルメイカの季節になったんだなと
感じ入る。季節は早いものである。

さて、新逗子駅から川沿いの道を歩き、鐙擦の浜に到着する。
ここで貸ボートに乗って沖まで漕いでいく。以前、予約をせずに
行ったら全部のボートが貸し出された後で、一艘もボートが無く
沖にに出る事が出来無かった事があった。それ以来、事前に予約
する事にしている。
なので今回も予約したのだが、今日はまだ、貸ボートは沢山浜に
残っていた。まあでも、もしも、貸ボートが無かったら何の意味
も無いので予約した方が無難ではある。

さて、沖に向かうが今日は全くの無風、水面も鑑のようである。
20分程漕いで、沖のポイントに到着する。

仕掛けを投入して誘ってみる。
竿は一本竿、つけ餌はオキアミにコマセを蒔くビシ釣り。二本竿
を出したら、魚が掛からずにお祭りしたので一本竿である。
で、誘ったら、竿がぐんぐんと曲がりドラグが鳴って、上がって
来たのはワカシ、海の手漕ぎボートでは嬉しい魚である。

そして、鯵。
毎回、竿先が震え、入れ食いで鯵が掛かってくる。入れ食いとは
いえ、口の柔らかい鯵なのでバラシも多く、なかなか釣り上げる
事が難しく、掛かった鯵の半分以上はまた海の中に戻って行って
しまった。

そのうちに今度は、小さな鯖が掛かってくる。最初はリリースを
していたが、こちらも竿を入れると入れ食いとなる。なので釣れ
たら、すぐに首を折って締めてクーラーボックスの中に・・・
帰ってフリッターにしたら美味しそうである。

さて、次は河豚。
ここでコマセを蒔くのをやめて少し休憩して、魚を散らしてから
コマセを蒔くと、また鯵、鯖、河豚の順に釣れて来る。
どうもコマセを蒔くと、最初に鯵がやって来て、次に鯖が来て、
その次に河豚が来るという順らしい。

暫く入れ食い状態が続く。今日は調子が良いようである。

と、一際強い引き。
また、ワカシかと思ったらまあまあのウマヅラハギ。
これもなかなかの嬉しい下道である。

そのうち、家族連れを乗せたクルーザーがやって来て、すぐ側で、
サビキ仕掛けで釣り始める。
そのうち、クルーザーから歓声が聞こえて来る。魚が釣れ出した
ようである。あちらは8人で竿を出しているので、魚があちらに
集まるようで、こちらの竿には魚信が来なくなってしまう。
ほんの10メートル位の距離なのに、コマセを蒔く濃さが違うん
であろう。

釣れなくなり、餌も残り少なくなって来た。
こちらが釣れ無く、あちらが入れ食いだと腹が立ってくるところ
なのだが、向こうの子供のはしゃぐ声を聞いていると、腹も立た
ないから不思議である。こちらは、既に入れ食い状態を経験した
後の余裕からだろうか?

安かったので特をしたと思っていたLサイズのオキアミは、その
箱の大きさの割に、量が今ひとつである。
入れ食いだった事もあり、また、その量の少なさから午前11時
には底をついてしまった。

向かい風も吹いてきた事なので、アンカーを上げ沖上がりとする。
ワカシは一匹だけだったが、飽きずに釣れ続けた半日であった。

最後に蛇足ではあるが・・・
前回、ライト鰺で最後に根掛かりして仕掛けを無くしてしまった
のだが、今回も。最後の一投で同じように根掛かりして仕掛けを
無くしてしまった。ここだけは何だかとても損をした気分である。




本日の釣果:
ワカシ1匹、ウマヅラハギ1匹、鯵11匹、鯖4匹、

本日の教訓:
釣り餌はケチらない。



















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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。