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■ NP倶楽部主旨

○ 畑を始めたいきさつ(発起人)
私達発起人は野菜づくりはまったくの素人なのでの,沖縄県で自然農法を50年以上営んでいる
O氏の指導の基沼田のKさんご夫妻のご協力を得て取り組んでいます。
最初は日本人の食生活の基本、小麦と大豆を自給したいと思いました。平成11年11月に小麦の
種を蒔きましたが、その後、麦踏・さく切り・刈入れ・乾燥・脱穀(直後に大豆の種まきが入る)・
乾燥・袋詰、そして夏の湿気が無くなってから粉にすると言う行程を初めて知り自然の営みから
勉強することが出来て始めて良かったと思っています。
刈入れは夏の暑い盛りで仕事はとてもハードですが都会に居れば経験できない貴重な体験でした。
仕事の後に温泉で汗を流すと疲れもとんでしまいます。

○ 自然サイクルの農法
種まきは満潮に向かって、出来た野菜は少々虫にも食べてもらい、残りは人間が食べれば良しと
言う考え方で始めましたが、キャベツで言えば外の硬い葉は虫が食べ、中は自然と人間用になっ
て虫は遠慮しています。
人工物を少しでも使うとたちまち鳥や虫が我が物顔になるのは自然というバランスが崩れるからだ
と思います。人工的な事は一切しないで野菜に関しての仕事は種を蒔く,植えるだけです。
あとは太陽,雨,風,土にお任せで、人間は雑用をします。

○ 安全な食物
美味しいものはどこでも買えますが,安全なものはどこにも売っていません。これからは安全性を、
追求して健康を自分自身で考えませんか?
畑をとうして本当の食べ物とは? が少し解ってきました。
本物を知る事で工場生産の野菜,水耕栽培、季節はずれ,輸入野菜などの区別が出来るようにも
なりました。遺伝子組換えの作物は輸出前に検査をする事になったと新聞に出ていましたが、次の
日には家畜用飼料の70%は遺伝子組換え作物とのことでした。




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地の巻 上州の畑
プランターでの野菜作りに限界を感じたUKIは、友人の主宰する畑に参加。
その上州の畑での様子、畑の四季をお伝えします。