収穫

NO,013

■ 里芋堀り10月 2007

 2007年10月21日

ようやく涼しくなってきました。
「浦和の畑」も秋から冬の作物に大きく変わっていく季節である。
今日はこの秋の大きなイベント、「里芋堀り」である。

今回の参加は新メンバーのFさんと私の二人のみである。
Fさんの実家は兼業農家、思春期には田植えや稲刈りを強制的に手伝わされたためか、畑
仕事に一種の嫌悪感を持っていたそうである。また、わざわざ東京に住んでるのに畑作業
なんてとも思っていたそうである。
が、「浦和の畑」が自宅から車で20分もかからない距離にある事や、近くに自然がまだ
まだ残って事などに興味を持って、今回からメンバーとして参加して頂く事となった。

里芋を掘る前に、Fさんに畑の様子を説明しながら生育度を見る事にする。
長葱は、順調に成長している。そのうちに土を深く掘って定植しなくてはならないだろうなぁ。
人参も元気に葉を出している。まばらに芽を出しているのでFさんにまばらな所に再度種
を蒔いてもらう。
さて、この前に種を蒔いた白菜とキャベツだが、まったく芽が出て来ない。
また、以前小さな芽を出していたブロッコリーも同様である。
後で畑をお借りしているTさんに伺うと、みな発芽したものの柔らかい若芽のうちに虫に
食べられてしまったそうである。
このままでは、冬の野菜が収穫出来なくなる。
とりあえず、自宅のプランターで発芽させてある程度大きくなったら、「浦和の畑」に、
植え替えようかと考える。

稲刈り後の田圃 畝作り
里芋 ピーマン

さて、「浦和の畑」今回の作業は、

■ 大根の種蒔き
冬の大根は美味しいよね。毎回少しづつ大根の種を蒔いている。一時に沢山収穫するので
はなく、毎回コンスタントに収穫出来るように種を蒔くんである。
これは、この春の大根収穫で得た知恵である。
■ 里芋の収穫
今回のメインテーマである。
今回の参加者が二人である事を考慮して、4畝ある中、1畝のみ掘り起こす事にする。
■ やつがしらの収穫
こちらの今回のメインテーマであるが、一株掘り起こすものの子芋はあまり育っていない。
やつがしらの収穫はもう少し後にする事に・・
■ ピーマンの収穫
相変わらず沢山収穫出来るピーマン。嫌という程収穫出来ます。

ところでそのピーマンだが、こちらもトマトやとうもろこし同様に熟成した実には、蛾の
幼虫が取り付いている。
除草剤や殺虫剤を使わないで野菜を作っているので、虫にとっては安全で美味しい食材
なのでしょう。殺虫剤は使用したくはないけれど、虫の嫌がる薬は考えなくてはと思い、
いくつかの無農薬での野菜作りで紹介されている虫の嫌がる薬を作る事にする。
その中身は、大蒜入り焼酎と唐辛子の酢漬けである。
次回より、作物にこれを薄めた液を吹きかけて様子を見てみようか?


収穫
畑: ピーマン・里芋


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地の巻 浦和の畑
上州の畑がなくなり、もっと近くで野菜を作りたいと思っていたら、
ひょんな事から浦和で野菜作りをする事に。