湾内は静か
仕掛け
釣果

NO.002

早春の鯵釣り2010 3月

3月13日午前7時30分出船・午後0時沖あがり

真鯛が釣れているらしい。
ここ数年、真鯛釣りに行っていなかったなぁ〜なんて考えながら携帯サイトで釣果を
見ていたら、この数日、スソが0という事が無く悪くても真鯛の顔を拝める事になる
らしい。また、暖かくなっていたのか浅場に真鯛が群れを成しているらしい。
こんな好条件はめったに無い!という事で真鯛釣りに出かけたのである。

場所はお手軽な金沢八景の釣り宿、自宅から1時間で到着する便利な釣り宿である。
いつもはこの時間、釣り竿を持った人で賑やかな京浜川崎の駅なんであるが、今日は
少し様子が違う。あまり釣り竿を持った人がいない。本日土曜日、どうしたんだろう
と思いつつ、妙な胸騒ぎがする。
風が強いんである。
手漕ぎボートならいざ知らず、大きな船が風で出航しないなんて・・・と思いながら
も、佐島で、いつか風で船が出なかった事があったなぁ〜なんて思い出す。
でもあの時は、東京湾では船出てたし、今回は東京湾だし、竿を持った人がまったく
居ない訳では無くちらほらといるし、船が出ないだろうと思っても、もし船が出たら
損をした気持ちになるし、また今日断念したらこれからの予定を考えると今月は釣り
出来ないしなどなど・・・・といろんな事が頭の中を駆け巡る。
まあ、行って船出なければそのまま帰ってくればいいんだからと思い、釣り宿に着く。

予想は悪いほうに的中、真鯛船は出ないんだそうです。
底荒して真鯛は無理との事、でも、1日鯵と半日鯵、キスとメバルは出るとの事。
真鯛竿と電動リールを持ってきたので、1日鯵以外は仕掛け使えません。
また今日は電動リールを使いたいという気分である。
(良く訳がわからんがそんな気分なんである)
と、いう事で竿だけ借りて、1日鯵にする。

沖に出ると凄い風と波である。
いつかのようにお尻が浮くような大波では無いが、風が強くて嵐のようである。
が、頑張って最初は横須賀沖で第1投となる。
底は33mと比較的浅い。底から2mでミンチを蒔いて竿をしゃくってそのまま待つ。
とクンクンと竿先が撓って25センチ大のまあまあの鯵が釣れる。
本日の竿は、釣り宿で借りた竿である。
2mちょっとの短い竿だが、使い勝手が良い。竿先も良く撓るし、130号のアンドン
を付けても負けていない。いいね。こんな竿欲しいね。

このまま釣れるかと思いきや、後が続かない。
で、少し風が収まってきたので、深めに移動する。
ここで、来たのが小さな鯵と小さな赤ムツ、赤ムツは別名ノドクロといい今や高級魚
である。小さいのが口惜しいが、これの釣り物は堪えられない。
釣りの楽しい瞬間のひとつって、こんな時にあるんでしょう。

そのうち、風の向きは南から西に変わり、さらに強くなってきた。
2時間流すが、船中誰も魚が釣れません。
風の強さといったら、仕掛けを出した瞬間、風で絡まって仕掛けを海に落すまでに、
3個くらい仕掛けをダメにするくらいである。
とうとう船長、今日は釣りには無理だなぁと判断して早上がりとなる。

本日の釣果:鯵2匹、赤ムツ1匹、

















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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。