夏の雲
釣果
あまだい
れんこだい
カイワリ

NO,006

■ 三崎のアマダイ 2013年残暑


  9月14日 午前8時出船 午後3時沖あがり

まだ暑い日々、一時期よりは凌ぎ易くなったので釣りに行くには良い季節、
さあ、何を釣りに行こうかと考える。

そろそろわらさが来ているようだが、日によってムラがある。
でも、行ってみようと網代の船宿に午後船は出るかどうか聞いてみるが、ここ
のところ、あまりわらさは釣れていないので午後船は出ないとの事。
ならば、今シーズン始まったばかりのアマダイを釣りに行こうと、お馴染みの
いつもの久里浜を目指す。

アマダイ、超人気です。
あまりに釣人が多いので、船二艘に分かれて出船する事となった。

アマダイ釣りの準備として、オキアミの尻尾を切る。
コマセも無い、正味オキアミだけの釣りなので、オキアミの動きが自然になる
ように尻尾を切る。尻尾が付いていると針に掛けた際に尻尾が抵抗になって、
くるくると回ってしまうので、不自然な動きとなってしまう。だから、尻尾を
切る。これは、捕食に慎重な真鯛釣りでも同じようである。

およそ30分かけて釣り場に到着、今回の釣り場は松輪沖、
冬のアマダイ釣りでは、千葉側なのだが、この時期はここが釣れるらしい。

で、仕掛けを下ろす。
掛かってきたのは、ひめじ。いつもの外道である。
その後もぼちぼちと釣れるが、餌取りが多く餌が無くなっている。
なかなかペースが上がらずにぼちぼちと2時間が経過する。両隣では、小ぶり
ながらアマダイが釣れている。

釣り場を移動して、仕掛けを下す。
小気味よい魚信と共に上がってきたのは、かわいいレンコ鯛。リリースしよう
と思うが、針をのど深く飲んでいるのでキープする。
またまた続けてレンコ鯛、秋口のアマダイ釣りには定番の外道だが、大きいの
は、刺身にするとなかなかの味、嬉しい外道である。

と、ここで、いきなり仕掛けを持っていく強い引き。
仕掛けを上げ下げして誘っていて、竿先を上げたら、いきなりググっと仕掛け
が引っ張られる。紛れもないアマダイの魚信である。

上がってきたのは38センチのアマダイ、まあまあのサイズである。
今年4月に釣った50センチとは比べものにはならないが、それでも結構良い
引きだった。今シーズン初めてのアマダイである。
さらに続けてまたアマダイ、今度は少し小ぶりで30センチ弱。
一応2枚上がれば来たかいがあったもの、来てよかったと思う瞬間である。

さて、釣り場を移動して、城ケ島沖。
ここではカイワリが盛んに掛かってくる。これも嬉しい外道。シマアジと同じ
種類の魚なので、刺身にしたら最高である。

で、最後にちいさなアマダイを釣り上げて沖あがりの時間、なかなか楽しくて
嬉しい釣りであった。

本日の釣果:
アマダイ3匹、レンコ鯛13匹、カイワリ3匹、トラキス6匹、ヒメジ1匹







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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。