船
釣果

NO,003

■ 鰺釣り 2014年 夏


  7月12日午前 7時半出船 午後 3時沖上がり

今年の夏の鰺釣りである。
今回も久里浜を目指して、京急川崎から電車での釣行である。
一昨日台風が通過したので、嵐の後の荒喰いを期待しての釣行で
ある。

いつもはこの電車、早朝にもかかわらずに結構人は乗っている
のだが、今日に限ってガラガラ、珍しい事もあるもんである。
普段であれば釣竿を持った人も多いのだが、今日は少ない。
台風のおかげで、今日の釣行を止めた人が多いのか、こっちは、
嵐の後の荒喰いを期待しての釣りなのにね。

さて、久里浜に到着。
船宿に着くと、鰺釣りの人は思った以上に少ない。
釣人は10名程である。

定刻に出船する。沖は、おだやか、うねりも少ない。
まずは、港を出たところで釣り開始である。
ここは中型の鰺が釣れるところだが、今日は、全く釣れない。
何回か場所を移動するが、ダメである。
まだ、台風の影響が残っているのか?

そんな事を繰り返していると、隣の釣座の方に待望の鰺が
釣れる。型は大きい。普段はここでは見ない大鰺である。
が、こちらの竿には魚信が無い。

今日の釣り座は、一番トモ、といっても人数が少ないので、
操舵室の脇、ほぼ真ん中。コマセはミヨシに流れていいくので、
殆ど、下座の方の魚寄せをしているようなものである。
まあ、釣人が少ないので、あまりおまつりの心配をしなくても
良いのが救いなのだが・・・

と、午前10時を過ぎた頃、懲りずに仕掛けを振っていると
待望の魚信、ようやく来ました、鰺の魚信である。
タモで取ると大きな鰺、ゆうに30センチ以上はある。
来たかいがあったものである。

続けざまに、大鰺が釣れる。
それも、入れ喰いである。
コマセを入れて仕掛けを降ろし、竿を振りゆっくりと巻上げる
と、ググっと竿先が撓る。電動リールもポンピングしないと、
巻き上がってこない。竿を置き、タモで鰺を捕ってまたコマセ
を入れての繰り返し、釣れる時に釣らないとね。

と、何回目かの仕掛けを投入した時、またしてもいきなり
道糸が天秤のところで切れて仕掛けごと落下してしまう。
この前もそうだったのだが、コマセの入れ物から天秤を持ち上
げる時は何でも無く、投入しようとコマセの入れ物から海面に
移動するとプチって切れてしまう。不思議である。

まあ、こんな事もあろうかと、予備のコマセ籠と天秤はすぐ
脇に用意してあったので、すぐに釣り続行である。

入れ喰い状態が2時間程経過して、大鰺がクーラーボックス
のほぼ8割まで一杯になる。
今日、出掛ける際に大きなクーラーボックスにしようかどうか
悩んだのだが、大きなクーラーボックスだと結構取り回しが、
邪魔になり、また船から降ろす際も重くて大変である。
それ以前に釣れなかったら格好が悪いので、今日は取りやめた
のだが、この調子では今のクーラーボックスでは入りきらない
かもしれない。

ところが、上手く出来たもので、ここで魚信が無くなる。
潮も速くなり、おまつりが多くなる。
今日は大鰺が沢山釣れた事でもあるし、家に帰ってさばくのも
大変だし、という事で沖上がり5分前なのにとっとと仕掛けを
片づける。
釣りは最後の1秒まで何が釣れるか判らないのにね。

ちなみに。
夏の間履いている、濡れても大丈夫な海用スニーカーが、相変
わらずに、かかとの靴づれが続いている。
去年履いた時は、靴づれが収まったのかと思ったのだが、どう
やら足の皮膚のほうが、ひ弱になったらしい。
このスニーカーには、絆創膏が必需品らしい。




本日の釣果:
大鰺26匹・鯖1匹・トラギス3匹・カサゴ1匹









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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。