富士山
海
仕掛け
真鯛
ハタ

NO,003

松崎 喰わせサビキ 2022年5月

2022年 5月22日午前5時半出船 午前11時45分沖上がり

久しぶりの棚田の田植えの翌日は、毎度のように隣町から
船に乗っての沖釣りである。風も波も無い穏やかな朝、いつも
ご一緒させて頂く地元の方との釣行である。

さて、沖に出て喰わせサビキ仕掛けを投入しての釣りで
ある。この釣り、春は、コマセも撒かずにフラッシャーサビキ
で鰯や小鯖を釣り、その仕掛けを底迄落として釣る簡単な釣り
だが、鰯や小鯖が釣れる事と、その底にお目当ての魚が居る事
が条件となる。
今回は、鰯や小鯖がすぐに釣れるので期待多しである。

竿先が震え、鰯や小鯖がサビキに喰ったのを確認をして、
仕掛けを落とすと竿先が大きく撓る。が、竿掛かりしない。
残念。と、今回、ご一緒した方の竿が撓り上がってきたのは、
1kg以上はある鮃。そして、船長の竿にもハタが釣れる。
羨ましい。


船はポイントを変えて、鰯や小鯖を追い続けて入江の奥迄
入る。昔、手漕ぎボートで釣りをした場所である。懐かしい。
そして、その沖で仕掛けを落として待っていると竿先が小刻み
に震える。お目当ての魚が近くに居て、それを感じた鰯や小鯖
が激しく暴れているようである。
竿を手持ちにして、魚信を待つ。と、竿先が撓る。ここで合わ
せずに竿先が大きく沈むのを待つ。

大きく沈むのを確認して、ゆっくりと大きく竿先を上げて
魚がしっかりと針掛かりさせる。と、竿先がズンと沈み、魚が
確実に掛かった事を確認して、リールを巻く。
強く糸を引っ張る魚、電動リールが空回りするので、ドラグを
締めて手巻きで仕掛けを上げてみる。時々竿を持っていかれる
強い引き、少し大人しくなってきたので電動リールでゆっくり
と巻き上げて魚とのやりとりを楽しむ。

その後、ハタが2匹釣れ、うち一匹は小さいのでリリース。
このハタも蒸したら大変美味しい魚である。

10時を過ぎて魚信が無いので、イサキ釣りに変更となる。
鮃竿から青物竿に変え、オモリも50号から80号に変えての釣り
である。仕掛けを下ろすと掛かってきたのは、大きな真鯖。
ここ数年大きな鯖を釣っていなかったので嬉しい。〆鯖には、
丁度良いサイズである。すぐに首を折って血抜きと締めをして
から頭と内臓を落とす。こうすれば、内臓に居るかも知れない
アニサキスが内臓から身に移る前に内臓ごと棄てる事が出来る。
後で〆鯖を作るのが楽しみである。
そして、イサキ。
余り数は釣れないが、今日は他に色々楽しい魚が釣れたので、
沢山釣れても冷蔵庫に入り切れない。程々が丁度良い。

久しぶりに興奮して楽しい釣りでありました。

本日の釣果:
真鯛1匹、ハタ2匹(1匹はリリース)、鯖6匹、イサキ3匹、











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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。