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NO,006

東伊豆のハタ釣り 2022

12月15日 午前6時出船 午後0時30分沖上がり

初めての東伊豆でのハタ釣りである。
段々と気候が暖かくなり、今迄、関東では、釣れていなかった
魚が釣れるようになり、中でも、高級魚のハタが釣れるように
なってきた。UKIも数年前に逗子での手漕ぎボートでハタを
釣り、その珍しさと高級魚の為、ボート屋のご主人がその事を
覚えていて、それから何年かの間、そのボート屋さんに行くと、
「ハタ釣った人ね」と、言われ続けたものである。
また、今年の春に棚田が在る西伊豆で、釣りをした時もハタを
釣り、その魚の引きと食べた身の美味しさに嵌ってしまった。
UKIの沖釣りのポリシーは、コストパフォーマンスの良い魚
を釣る事である。要は、魚屋さんで買うよりも安い値段で釣り
が出来る魚。そのコストパフォーマンスに叶った釣りものの魚
を沖締めして、しっかりと血抜きして、低温熟成させたものを
お手頃の値段で買う事は、おいそれとは出来ない。
ならば、自分で釣れば、その分コストパフォーマンスに勝る訳
である。と、いう事で、そのUKIのコストパフォーマンスに
叶うであろう、甘鯛釣りと、ハタ釣りを中心に沖釣りを楽しん
でみようと思ったのである。

 まあ、釣れなければ、そのコストパフォーマンスもあったもの
ではないのだが・・・

 ところで。
UKIはハタ釣りをした事が無い。過去2回ハタを釣った事は
あるが、その時は、2回とも釣る目標の魚では無かったので、
いわゆる外道である。
なので、どんな仕掛けでどんな餌で釣るのか分からない。
初めていく、その釣り宿に事前に連絡をして聞いてみたところ、
ルアーか、餌釣りとの事。UKIは、ルアー釣りをかつて目指
していたのだが、諸般の事情によって餌釣り一本としたので、
その餌は、何が良いかを釣り宿の御主人に伺うと、何でも釣れ
ますよとの事。
なので、地元のスーパーマーケットで手に入れる事が出来た鯖
の塩漬けとシシャモと小さなヤリイカを買って、どれが一番、
喰いが立つかを調べてみる事とする。
また、ハタの仕掛けが錘よりも下餌が長い海の底を這うような
仕掛けである。これだと根掛かりするので、錘と仕掛けの間に
ショックコードを付けてみる。


と、
周りはハタが釣れているのだが、UKIには魚信が無い。
すると、それを見ていた船長が、ショックコードを外して根掛
かり覚悟で釣らなければ釣れないよと言われる。仕掛けと錘を
消耗して釣る釣りらしい。

さて、仕掛けを戻して一投げ。
魚信が来ました。ぐんと引いて上がってきたのはウツボ。
今年の秋はカンパチを狙えばサメが釣れ、甘鯛釣りでは、ここ
十年位そんな事が無かった坊主で外道だけ。そして今回である。
何だかね。

餌釣りをしている方の餌を見ると、小さな鯵。なる程ね。
と思ってみたが、UKIには無い餌である。
仕方無く、手持ちの餌を取っかえ引っ変えして試してみる。と、
グンと引く魚信があり、上がってきたのが赤ハタ。本命である。
が、サイズはリリースサイズ。残念ながらも、何か掴んだ気が
する。

まず、餌は鯖。そして、錘は軽めの20号。
釣り方は、カワハギ釣りのように、海底を叩いてから仕掛けを
ゆっくりと上げて、根掛かりを避ける釣り方。
この釣り方に変えたら、急に魚屋信が増えて来た。
まず、まあまあのサイズの赤ハタ。次がイラ。これはリリース。
その次はカサゴ。そして、またイラ。
で、前のサイズよりも大きなハタ。
ようやく、ここのハタ釣りの方法が何となく分かって来たよう
な気がする。

しかし、時はあと1時間程で沖上がりである。手持ちの仕掛け
も錘も底をついて来た。で、その後は魚信無し。
出だしで、少し躓いたが、何となく此処でのハタ釣りの要領は
学んだ気がする。
さて、次回が楽しみである。


本日の釣果
ハタ3、カサゴ1、イラ2、ウツボ1












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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。