釣果
富士山
釣り座

NO,005

湾口の甘鯛2022秋

2022年11月19日 午前8時30分出船 午後2時30分沖上がり

毎年釣りに出掛ける久里浜の甘鯛釣りに今年も出掛けた。
本来であれば、15日の火曜日に行く予定だったのだが、天気
予報が急に変わり雨の予報となったので、その週で予定が空い
ていた19日の土曜日に出掛ける事とした。出来れば込み合う
休日の釣りは避けて、比較的ゆったりとした釣り座を取る事が
出来る平日に行きたいところなのだが、12月には、他の釣り
に行く予定なので、どうしても今月中に甘鯛を釣りに行きたい
と思っていたのである。
11月は翌週もその次の翌々週もあるのだが、UKIの予定は、
翌週もその次の翌々週も既に決まっていて、その19日だけが
予定が空いている日だったのである。

 久しぶりの休日の釣りとあって、さぞや、混んでいるかと
思ったのだが案外と空いている。かえって、平日の方が混雑を
しているような感じである。UKIのような、リタイア生活を
楽しんでいる人達が世の中には沢山いるのだろうか?
受付の係の女性の方とその話をしたら、ここのところは、型の
良い甘鯛があまり釣れていないので、そのせいじゃないのかと
の事。
そうなのかと、その時は思ったのだが、正確には型の良い甘鯛
があまり釣れていないのとは、ちょっと、ニュアンスが違って
いたのであった。それが判ったのは、この後船に乗り沖に出た
時であった。

 さて、船はキラキラと朝日が輝く東京湾に出た。
陸の上ではそれ程では無かったが、沖に出たら強い北風と白波
が立っていた。そして、以外に寒い。
万が一を考えて、一番薄くて、がさ張らない薄手のペナペナの
ウインドウブレーカーを釣りのジャケットの下に着る。
まだ、寒いが着ないよりもマシである。

波が立ち揺れる中、釣り開始である。
最初の一投。竿先が震えて上がってきたのは、蓮子鯛。お正月
の鯛の塩焼きには、この蓮子鯛が使われる事が多いらしくて、
正月用の魚としては有難いのだが、本日の釣りの本命でが無い
ので、あまり嬉しく無い。多くの釣り人は、これが釣れると、
捨ててしまう事が多いが、UKIは、釣った魚は極力食べる事
をモットーにしているので、しっかりとクラーボックスに入れ、
大事に頂く事とする。大きな型の蓮子鯛は、刺身でも美味しい。
また、小さな蓮子鯛は、フリッターにするとこれまた美味しく
頂ける。

暫し蓮子鯛が釣れるが、本命の魚信号は無い。
波が高くてなかなか魚信が分からず、餌を交換しようと仕掛け
を上げると、トラギスやキチジ等の魚が付いている。
まあ、何も釣れないよりはましだが、本命の魚信は、なかなか
来ない。

そうしてたら、隣の釣り座の人の竿先が大きく曲がる。
あの魚信は甘鯛である。それもかなりの型のようである。
UKIは、タモを持って上がってくる魚を待つ。
うっすらと見えてきたのは、まぎれもない甘鯛であった。それ
もかなりでかい。
無事タモ取りをして、船長がサイズを測ると49センチ。
あと1センチで50オーバーで記念のシールがもらえるところ
だったので、残念だが、それでも49センチの甘鯛が嬉しい。
UKIが釣りあげた甘鯛ではないのだが、大きな甘鯛が居た事
が分かった事と、上がってきた魚を見て感動したのと、無事に
タモ取りが出来た事がUKIにとっても嬉しい事である。

さあ、大きな甘鯛が居た事が分かったので、俄然、やる気
が出てきた。
が、甘鯛は釣れない。

時が過ぎ、波は穏やかになったものの、沖上がりの時間は
やってくる。先程、出船前に受付の女性の方が言った、大きな
甘鯛が釣れないのでは無く、大きな甘鯛は釣れるが、数は釣れ
ないという事だったようである。ちなみに、UKIも含めて、
甘鯛が釣れなかった人は船中半分以上であった。




本日の釣果
連子鯛 14 トラギス 7 キチジ 4 カサゴ 2 カイワレ 1 ・カナガシラ 1












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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。