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■ 何故、素潜り?

子供の頃、縁側でひとり何時間でも天井を見ていたらしい。
陽炎が天井にさざなみにように反射しているのを何時までも眺めていた。

素潜りで浮き上がる時、水面に広がる波紋を見る時が好きだ。
私にとって、いわゆるスキンダイビングの楽しみはこれに尽きる。

スキューバダイビングもやってみた事はある。素潜りと違って長時間海中にいる事が出来る。
魚をのんびりと見る事も出来る。しかし、今はあまりスキューバダイビングをやるつもりはない。
こんな事がありました。

その1:
初めてタンクを着けた日、いつもの感覚でシュノーケルを付けて泳いだら溺れた。
タンクが背中に着けている事を忘れついでに結構重いものだと気が付いた。何故なら体が斜め
になりシュノーケルから水が入ってきたからである。
その2:
耳抜きは、唾を飲むと教わったが唾が出ない。タンクの空気は結構乾燥している。
その3:
ハワイでスキューバダイビングをやった時、順番待ちでボートに捕まって浮いていた。
その時、うねりで船酔いをした。普段船酔いした事がないのにである。
その4:
磯場でバーベキューをした時、火の付きが悪いので、タンクのバルブをゆるめてふいご代わりに
したら大正解だったが、バーベキューの網ごと料理が爆発した。
(危険ですからスキューバ以外にタンクは使用してはいけません。炭が肉に刺さります)
その5:
中でも決定的にスキューバダイビングをやめようと思ったのは、水深7mくらいを泳いでいた時
女性のスキンダイバーが横を気持ちよく泳いでいた。な〜んだ、素潜りでも泳げるじゃん!




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エアクッションのフロートに乗って波間に浮かびながら昼寝をするのが、
最高に幸せの時である。同様にシュノーケルとフィンを着けてジャックナイフで
潜り、水中のうねりに身を任せる事で心は、開放される。