海鵜

NO,010

再度カワハギ


2002年11月23日

今日は満月、大潮。釣れるはずである。

ここ何ヶ月か都合や風・雨などで釣りが出来なかった逗子あぶずりからの手漕ぎボート釣り
だったが、今日こそはと頑張って午前4時前に起床する。窓から見た木々は若干風で揺らい
でいるが大した風では無い。出掛ける時、ちょっと不安だったがそれでも今回を逃すと年内
は逗子に来れない。ここが勝負である。

予定通り午前6時に到着。まだ誰もいない。9月の時は同じ時刻は駐車場の取り合いで大変
である。ひょっとして今日は風でボートは出れないかと再度不安がよぎる。ここのボート乗り
場は、北風には強い。反面夏の南風・西風には滅法弱い場所である。本日は、風強いながら
北風なのでひょっとしたらと思って無理をして来たのである。
空が白み始めボート屋の人達が渚に集まりだした。受付けに向かうが様子見だという。
釣り客は私だけである。ひょっとして今日は中止か?と思っていたらぼちぼちお客が来だした。

明るくなり、海の様子からボートを出せる事となり沖に漕ぎ出す。まずはカワハギを目指して、
若芽棚の向こうを目指す。今回新しいカワハギ竿のテストである。前回ちょっと使ったがよく
わからなかった。カワハギがいなかったようである。で今回は期待するものの仕掛けが若芽の
絡まり釣りどころでは無い。
ポイントが違うのかといつも沖にアンカーを入れる。ここは鯖やイナダもやってくる。
サビキとビシを流してからカワハギ仕掛を落す。
何回か餌を取られ魚がいる事を確認したその直後、カワハギ竿を小気味良く震える。カワハギ
である。上がってきたのは小型のカワハギ、竿の感度は大変良い。次はワッペンサイズ。
これはリリース。その後、数回アタリはあるものの乗って来ない。北風は強くとても寒い。
サビキの方はまったく駄目。

寒さがきつくなると気力も失せて来る。暑い夏の場合嫌にはなるものの気力は失せないが寒さ
は別である。今日は駄目かと思った瞬間、カワハギ竿にかなり強い引き。巻き上げるとかなりの
良型である。新しい竿だったら引き上げられるかと思い、いっきに引き抜くが水面で思いっきり
バレる。これでさらに気が失せる。雨まで降るなよ。
てな訳で7時に漕ぎ出し、11時には竿を仕舞い早上がりとなった。

● 釣果:
カワハギ1匹・ベラ1匹・メバル1匹





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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。