陸の風景
鯵とカイワリ
ソーダ鰹と鯵
釣果

NO,011

秋の五目釣り


2003年 10月4日

木々の葉が色付き出し、朝夕薄着では肌寒く感じられる。
残暑が終わって秋らしくなってきた。

秋の青物本番である。で、いつものように午前4時に起きて逗子に向かう。
最近は、便利な首都高速横浜線で幸浦まで一直線午前5時50分現着である。
駐車場は、夜中に来てボートが出るまで仮眠している車が3台、この時間ほぼ満車である。
かろうじて1台空いている駐車スペースに止める。駐車場を管理しているおばさんに挨拶
すると、先週はカワハギ釣りの人が多く中にはクーラーをいっぱいにした方もいたそうである。
今回は、青物は置き竿にしてカワハギを釣ろうとの魂胆でやって来たのである。
しめしめ・・・である。

出掛ける時は、すこし風があったのだがボート出す時間になったら殆んど無風。
沖のポイントに到着するまで、陸風なら途中で仕掛けの準備をするのだが今日は風が無く
真面目に沖まで漕いで行く。この夏は涼しく体を使う遊びが出来ず運動不足からか結構息
が上がります。でゆっくり30分かけて沖のポイントに到着する。

始めはサビキ仕掛けに竿を下ろしてから、一本針にハリスを結びビシ仕掛けにして流す準備
をする。揺れた船の上での外掛け結びもかなり慣れて来た。揺れの無い陸の方がかえって
手元が怪しくなる。その準備をしている最中、近くの水面がバチャバチャしたと思ったら先に
下ろしたサビキ竿の糸がフケる。本日最初のお客様はソーダ鰹でした。
ビシ仕掛けを作るのを中断し、小さなソーダ鰹をリリースして再度落とした竿がまた撓る。
今度は鯵、今日はひょっとしたらサビキ竿だけで終始する羽目になるのでは・・・ 
としたらちょっと寂しい。

予想に反して群れは薄いようでサビキ竿も落ち着いた合間を計ってビシ仕掛けを落とす。
ついでに今回メインのカワハギ仕掛けを用意してオキアミを付けて仕掛けを落とす。昨年高い
カワハギ竿とリールを買ったのだが以前から持っていた安い竿とリールのセットの方が釣果が
良いので、今回は安い道具を持参。が、よく釣れる西伊豆とは違い、関東近辺はスレているの
かこの安価・お手軽セットでもなかなか針掛かりしてくれない。道具以前の問題かもしれない。
それでも騙し騙し18センチのカワハギを取り込む。これで今日の目標肝和えは達成する。
よかった。

青物は群れはいるものの小潮のせいか、鯵・ソーダ鰹・鯖・カイワリ・河豚の順で釣れすぎで
飽きる事も無く、また魚信が無くて眠くなる程でも無い。程良いボチボチ感である。またビシ仕掛
けが大きく撓る事3回、が全てハリス切れ。大物かはたして河豚か?これまた期待感をそそら
れる。風も波も無く、穏やかな半日。コマセが無くなるのを待って陸を目指す。風が無いので、
安全でしょうと今日は曳航も無く、また真面目に30分黙々と漕ぐ。この一週間はたるんだお腹も
少々引き締まる。


今日の釣果
カワハギ1匹・鯵21匹・カイワリ2匹・鯖2匹・ソーダ鰹2匹・河豚6匹

今日の格言:
本当にカワハギを釣る時には、浮気をしてはいけない。










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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。