ボート乗り場

NO,004

イナダは来ず2006

9月17日

このシーズン、イナダが釣れるはずである。
少なくとも、過去は釣れていた時もある。順調に行けばであるが・・・・・

急に秋めいた9月中旬、気候の変わり目は回遊する魚の変わり目でもある。
そろそろイナダがやってくるはずと、またまた逗子にやってきた。
本当はヨットで曳き釣りなんて楽しもうを思っていたのだが、そのヨットが大変な事に
なっているらしい。で、ヨットで曳き釣りは、来年のお楽しみとなってしまった。
で、いつもの手漕ぎボートである。

このシーズン、ボート乗り場の駐車場は大変賑わう。
で、到着したら今日は一番乗り。どうやら皆さん、台風がやってきたので敬遠しているの
かはたまた、三連休で遠くへお出掛けなのかガラガラである。
行きの車のFMラジオからは、午前5時にもかかわらず高速は軒並み20Km以上の下り
渋滞らしいです。ご苦労様でございます。
と、こちらも朝早くボート釣りへと相変わらずご苦労様な事ではあるが、こちらの道は、
快走渋滞無しである。

沖へ出る。
ここのところ空気が澄んできているのか、江ノ島や丹沢の山々がすっきりと見渡せる。
台風の影響があるかなぁと思っていたが、風もあまり無し。釣り日和である。
定置網を超え、いつものポイントを目指す。
今日はあまり沖に行かずにちょっと手前で大人しくする。
どうも毎回負けず嫌いがそうしているのか、同じボートで釣りをしてる人が近くにいると
自分が一番沖にいないと気が済まない性格のようである。必ずしも沖に行けば良く釣れる
かというとそういうものではないが、さらに沖に行った人の竿が撓っていてこちらの竿が
撓らなかったら癪じゃないですか?そういうものでも無いか〜。
で、少し分別ある大人に近づきつつあるUKIは、ここを我慢とさらに沖で釣っている人
を確認し、その手前に陣取る事とする。

いつのも仕掛け、さびきとビシを投入。
最初はなかなか釣れません。コマセが効かないと魚が寄ってこないから。
で、コンスタントにコマセを蒔く。そして待つ事しばし・・・・・・・1時間と12分。
いきなり竿先がグンって撓って海中へ。
来ました来ました、イナダかなぁ?この時期美味しい鯖かなぁ?それとも久しく顔を見て
いない鯵かなぁ〜。と上がってきたのは宗田鰹、それもマルの小さいの。
続けてビシにも宗田鰹が・・・ちなみに本日最初のヒットは白のヒラヒラサビキでした。

回遊する群れが段々と集まってきたのかコンスタントに竿が撓る。
が、群れを集めるのに成功はしたものの、先日も沢山釣った宗田鰹である。

ヨットが沖に向かい、クルーザーが近くで碇を下ろして竿を出し、しばし釣って移動し、
沖から湾内に戻って来た遊漁船が「ハ〜イ、やってみて下さい」とマイクの音が遠くで聞
こえる頃、要はかなりの時間が経過した頃、気が付けば我がクーラーボックスはいっぱい。
全て宗田・ソウダ・そうだである。
時計を見れば、午前11時。そろそろ上がるかぁ。


今日の釣果:

平宗田鰹4匹・丸宗田鰹16匹・ベラ1匹・ヒイラギ1匹

本日の教訓:
自然はなかなか想うにならず、イナダ喰いた〜い。















前のお話へ 次のお話へ


海の写真クリックして地の巻メニューへ ● 海のボート釣り
静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。