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NO,002 |
■ 秋の棚田のカワハギ釣り 2008
10月5日午前8時出舟午前10時沖上がり
久しぶりの伊豆の棚田でのかわはぎ釣りである。
昨年は行く度に雨で断念、2年ぶりの釣りである。かつてここのかわはぎは、全くと言って
良い程素直なかわはぎだった。仕掛けを落とすとほぼ間違いなく、仕掛けに飛びつき竿先を
しならさせてくれる。仕掛けに食い付いたかわはぎを追い掛ける他のかわはぎが20匹は一緒
に浮き上がってくるねがボートの上から見えたものである。
それが、かわはぎが良く釣れる隠れた釣り場として釣り雑誌に紹介されるようになり、かわ
はぎもかなりスレてきて本来のやきもきさせてくれるかわはぎ釣り場と変わっていった。
と、言ってもここのかわはぎは他と比べて良型か多い。ずっしりとした重さと、力強い引き
を味わう事が出来る。
今日もすでに3艘の手こぎボートが沖に出ている。
さあ釣るぞ!
前回釣れた防波堤の先の浅いポイントは避け、今日のポイントは、以前定置網があった沖の
場所、定番の場所である。
今回も柔らかい竿、爆釣無量庵と硬めの正統派かわはぎ竿を使いわける事にする。
まずは柔らかい竿、どちらかと言うとふかせ釣りのように流して釣る。好きな釣り方である。
時々魚信があるが食い付いてくれない。どうもタイミングが合わないようである。
今度は硬い竿、こちらはピンと釣糸を張り叩き釣り、食いが立つ時は楽しいがそうでない時
は疲れる釣りである。
こちらも魚信はある。がやはりタイミングが合わない。
また前の柔らかい竿、今度はさらに引きずるように釣糸を緩めて魚信があったらゆっくりと
竿を立てて、しっかりと針かかりさせる。これが効を奏す。群れが寄ってきた時は、硬い竿
で同様に竿先をゆっくりと上げると、しっかりと食い付いてくる。
ちなみに今日の餌はオキアミLサイズ、最後は餌が足りなくなったので頭と尻尾に分けて半分
にしてもしっかりかわはぎは食ってきた。
さあ、段々と調子が戻ってくる。が、餌と時間は容赦なく無くなって行く。
かわはぎ釣りの調子もこれでまた薄れて行く。この釣りは、釣れないねが飽きなくて楽しい
のかもしれない。
● 今日の釣果:
カワハギ6匹(1匹はリリース)
● 本日の教訓:
基本に忠実。
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