ホウボウ
磯

NO,001

季節の早かった早春のかわはぎ釣り 2009

3月27日 午前5時半出船 午前7時沖あがり
3月27日 午後2時半出船 午後4時沖あがり
3月28日 午前5時半出船 午前7時沖あがり

伊豆の棚田に行ったなら、必ず行う釣りがかわはぎ釣りである。
宿の手漕ぎボートを借りて、沖に漕ぎ出す事しばし、かつて定置網があった場所が、絶好
のかわはぎポイントである。

かつては、誰でも簡単に釣れたかわはぎだったが、釣り雑誌で隠れたかわはぎのポイント
と紹介されてからは多くの人がかわはぎ釣りに訪れて、最近では、他のかわはぎポイント
と同様になかなか釣れない普通の釣り場と化している。
ちなみにここは、アオリイカが釣れるポイントでもあるのだが、岸壁から鯵の活餌で釣る
この釣り、トイレと無料の露天風呂がある港の為にいつも自動車が数台、泊りがけで来て
岸壁には釣り人が絶えないという状況になっている。
当然のようにアオリイカは激減し、今では地元の釣り名人でもその姿をなかなか拝む事が
出来ないという有様となってしまっている。

さて、折角来かわはぎ釣りに来たのだが、初日は西風が強くボートを出す事が出来ず。
翌日早朝、風も収まったので沖に漕ぎ出す。
今回の餌は、あさり剥き身と桜海老。桜海老はこの地域でしか売っているのを見ない餌で
ある。ちなみにここでは、喰いが立つと桜海老に軍配が上がる。
第一投、誘ってみると竿が撓る。思わず合わせてリールを巻くが外れてしまう。
その後は魚信号無し。餌も取られない。初日の朝は魚信は二回あったがいずれも魚を釣る
事ならず。

出船二回目。
午後の釣りは初めてである。また同じポイントで釣る。
なかなか餌を取られないのだが、午後3時を廻ったところで餌が取られ始める。魚信は、
わからないが、餌が無いのだから何か魚が齧っているんであろうと思われる。ここで神経
を集中して竿先に気持ちを込める。
と、魚信号。ゆっくりと竿先を上げると竿先が撓る。ここでリールを巻き魚が付いている
事を確認してさらにリールを巻き上げる。
かかってきたのはホウボウ。
前回のアマダイ釣りの時もホウボウ。今年はホウボウ付いている。
その後は魚信も無く、餌も取られないので沖あがりとなる。

出船三回目
早朝の釣りである。
三回の中で最も静かな海である。若干のうねりはあるものの、穏やかな海である。
ところが、今日はまったくの魚信無し。何をやってもダメである。
近くの地磯では、ときおり歓声が上がっている。型の良いメジナが釣れているらしい。
が、かわはぎはダメである。

後で聞くと、水温が10度と低くてかわはぎの食い気が無いのともっと深場にポイントに
移動しているのではとの事、確かに夏はここが良く釣れるポイントなので水温が下がれば
もっと沖の深いところでじっとしているのかも知れない。
さて、次回は棚田の田植えの時、はたして釣れるんでしょうか?

今日の釣果:
ホウボウ1匹

本日の教訓:
魚はいつも同じ場所にいるとは限らない















前のお話へ 次のお話へ


海の写真クリックして地の巻メニューへ ● 海のボート釣り
静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。