海
釣果

NO,002

棚田のかわはぎ釣り2012初夏

 5月12日 午後 3時 出船 午後 4時半沖上がり
 5月13日 午前 4時半出船 午前 6時半沖上がり

伊豆の棚田の田植えと稲刈りの際には、雨が降らない限り必ず、手漕ぎボート
で沖へと出てかわはぎ釣りを行っている。最近ではかわはぎ釣りといったら、
もっぱらここでの釣りしかやっていない。
我が年中行事みたいなものである。

田植えを早々と終了して、いざ、沖へと向かう。
今日は風があり、かわはぎ釣りはダメかなぁ〜と思っていたが、田植えが終了
する頃には、風も少し収まり、手漕ぎボートで沖に出られそうである。
この時期のかわはぎは、秋に比べるとあまり喰いが立たず収穫も少ないのだが、
新緑の清々しい緑が海に写る姿を見ながらの釣りは、最高のひとときである。

で、いつものようにいつものポイントで仕掛けを出す。
今回は、家人のいらなくなったアクセサリーのビーズやイミテーションの貝を
使った、自家製特性誘導おもり付き魚集板を使う。
魚が多い時は、魚信が分かりづらいので、魚集板は使わないのだが、この時期
のかわはぎは群れを成してはいなので、集める意味で使ってみる。

まず、「無量庵 爆釣」竿で仕掛けを流す。
魚信がありません。餌も取られていない。
で、次は「高くて硬い」竿、こちらで誘いを入れると餌が無くなっている。
かわはぎはいるんである。

では、という事でまたまた「無量庵 爆釣」へ戻る。
たるませ釣りで竿を動かしていると、久しぶりの心地よい魚信。
かわはぎである。

その後もぼちぼちと忘れた頃に、魚信がある。そのうち、餌が全く取られなく
なったので、沖上がりとする。

さて、翌日。
さすがにこの時期、日の出は早い。静かな海に漕ぎ出す。新緑が眩しい。
都会でこびり付いた心の垢が、綺麗に取り除かれるようである。

さて、釣り開始。
この時間、潮が動いておりません。
魚信は無く、また餌も取られていません。ああ〜、戻って温泉でも入ろうかな
と思っていたら、ようやく潮が流れ始めてきた。
が、この潮、結構速い流れである。今まで、経験した事が無いくらいの速さで
ある。30号のおもりが持っていかれる。
で、流し釣りで底を漂わせる釣りに変更する。弛ませられない程の流れである。

と、心地よい魚信。
良い型のかわはぎが掛かってきた。
その後は、大した魚信も無く、餌も取られない。
と、いう事で、また秋に期待を込めて、残った餌を餌付けがわりに撒いて釣り
を終了する。



本日の釣果:
 5月12日 かわはぎ4匹
 5月13日 かわはぎ1匹

本日の教訓:
まずは、仕掛けを出さなければ始まらない。

















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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。