ボート
富士山
棚田
針

NO,005

棚田のかわはぎ釣り 2013秋

 10月 6日 午前8時出船 午前11時沖あがり

今年の稲刈りの季節がやってきた。
伊豆の棚田のオーナーになって10年以上が過ぎ、毎回稲刈りには伺っている。
今回も伺うのは稲刈りがメインではあるが、かわはぎ釣りも同じようにメイン
の年中行事となっている。

稲刈りをすませその翌日、日の出も遅いので、今回は出船は午前8時とする。
ゆっくりと一日を掛けて存分にかわはぎ釣りを堪能しようという魂胆である。

台風が近づいているものの、海は穏やか、風も無い。
遠くには、富士山が見え、駿河湾の対岸に位置する清水の街も見えている。
いつもの場所でアンカーを下して釣り開始である。

定置網が無くなったせいでここに居つくかわはぎが少なくなり、魚信も少なく
なってきたものの、仕掛けを上げると餌が無い。かわはぎがいる証拠である。

底の餌が無くなっているので、「無量庵 爆釣」の竿で弛ませ釣りを行う。
この竿ももう10年近く頑張っている。嬉しい竿である。

と、大きな魚信。
かわはぎの魚信では無い。
が、バレてしまう。

今年に入ってから、ここの釣りはバレる事が多い。
何でだろうと針を見ると、針が伸びている。
仕掛け説明書きを見ると、針伸びを改善しましたと書いてある。
と、いう事は以前は、針伸びのクレームがあったと考えられる。
が、改善されたこの針も伸びている。
昨年まで使っていたかわはぎの替え針がなくなったので、50本入りのこの
徳用針を2セット買って今年から、この針を使っていたのだが、どうやら、原因
はこの釣針にあるらしい。
バレてしまうのは、かわはぎの喰いが浅くなったのでは無く、また、自分の
腕が衰えた訳でも無く、針が悪かったのであった。

徳用針とはいっても、結構な値段である。大手の釣具メーカーの針である。
まさか、針が伸びるとは思いませんでした。

その後、何回か魚信はあるものの、事ごとくバレてしまう。
最後にようやく良い型のかわはぎを釣り上げたものの、水面で姿が見えた際
相手もこちらの姿が見えたので、驚いて全力で暴れた結果、バレ。
針は見事の伸びていました。

このまま釣りを続けても、同じ結果となるのは目に見えているので、ここで
沖上がりとする。


本日の釣果:
ゼロ(魚信は多数)

本日の教訓:
予想外の事はある。

















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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。