朝焼け
富士
かわはぎ

NO,003

棚田のかわはぎ釣り 2015秋

10月 4日 午前5時時出船、午前7時沖上がり

昨年の田植えの時以来の棚田のかわはぎ釣りである。
昨年の稲刈りの時と今年の田植えの時は、天候が今一だったので、
ボートで沖に出る事が出来ずに、今回は1年半ぶりのかわはぎ釣り
である。
今回は、一昨年に来た時、全くかわはぎが釣れなかったので、青物
仕掛けも持参し、ひょっとしたらの青物期待の釣りでもある。

さて釣り前日、目一杯作業して稲刈りを終わらせ、温泉に浸かり、
旨い料理とお酒を堪能した翌日、早朝から沖へとボートを漕ぎ出す。
沖に着き、最初に青物の仕掛けを下ろし、コマセを撒き、置き竿に
してかわはぎの仕掛けを準備する。
と、青物の竿がしなり慌てリールを巻くと、ずっしりと思い重いが
あまり引かない。

何だろうと上がって来たのは、河豚。
あら〜ら、やってしまいました。こいつが来ると、他の魚より先に
針に掛かってしまうので、他の魚が釣れません。
さあ、困ったなと思いながらも、折角来たのだからと、かわはぎの
仕掛けを下ろしたとたん、がつがつと竿先が震える。
なつかしいこの魚信、かわはぎである。

上がってきたのは、良い型のかわはぎ、なかなかである。
かわはぎが来たので、コマセの仕掛けを上げ、かわはぎ釣りに専念
する。

また、仕掛けを下ろして誘ってみると竿が震える。
今度はあまり引かない。
リールを巻いているうちに魚信が無くなり、仕掛けを上げるみる
浅蜊餌だけ喰われている。気を取り直し、かわはぎ仕掛けを下ろす
が、その後は魚信は無く、餌も取られてはいない。
どうやらコマセにかわはぎが引き寄せられたようだが、そんな釣り
も邪道である。何でもかんでも釣れれば良いというものではない。
まるで、魚屋さんの店先で並べている魚を、釣針に掛け買うような
ものである。

そこまではUKIはしません。
第一に、かわはぎ釣りながらコマセを補充して仕掛けを下ろして、
折角だからとその仕掛けに、オキアミを付ければ、また間違いなく
河豚が釣れて、また、釣れなくとも仕掛けが切られ、それを代えて
と、その手間が面倒である。
こうなってくると、何釣りなんだか訳が分からなくなってしまう。
と、いう事で、今日は諦めて沖上がりとする。


本日の釣果:
かわはぎ一匹 河豚一匹(こちらはリリース)

本日の教訓:
諦めは早いに越したことはない



















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静かな海で一人ぼうっ〜と出来る。上腕と腹筋を鍛えるのに最適。
スポーツジムと比べこちらは時々魚のおまけが付くなど、海のボート釣りは
良い事づくしです。よく出掛ける逗子湾沖を中心にお伝えします。