NO,011

■ 中華料理四千年

5月

著者:譚 路美
出版:株式会社 文藝春秋

中華料理は奥深いね。なんせ4000年前の料理が現在まで伝わっているんである。
ちなみに麺類は3000年前からだとか。何故なら丼鉢が生まれたのが3000年前から
だとか・・・とはこの本には書いていないが、食の拡がりと歴史の古さは中国が一番。

という訳で、読んでみましたこの本。中華料理の様々な由来がかなり詳しく書いてある。
なかなかの本である。
例えば、料理名に法則がある事。大抵の料理名は四文字、最初の二文字は作り方や由来
後の二文字は素材名、これは知っておくと便利である。
また、調理法のあれこれ。片がスライス、丁は賽の目切り、絲は細切り、塊はぶつ切り、
炒は炒める、炸は揚げる、爆は強火で一気に、。

ちなみに、UKIの大好きなお粥の食べ方は広東風だそうである。
揚げパンを千切ってお粥の中に入れるのが、広東風。そのまま突っ込んで食べるのは、
北京風なんだそうである。北京に行ったとき、たしかに手づかみで食べてた人いたなぁ。



















前のお話へ
次のお話へ


空の写真 今月の本(2006)
面白かった本などを紹介します。
2006年に読んだ本の中からの紹介です。