小麦製粉
製粉機
製粉一回目
笊でふるう
こしきでふるう
出来上がり
捏ねる

NO,007

霞ヶ浦 小麦の製粉と野菜の種蒔き 2018年

2018年 9月23日


さて、「茨城あいがも米トラスト」稲刈りの翌日に、泊めて頂
いた農家のKさん方の畑で、栽培した小麦を製粉作業のお手伝い
である。

 蕎麦の製粉を行う製粉機で、脱穀した小麦を製粉し、笊と番目
の違う三種のふるいで仕上げる。
まずは笊でふるう。ここでゴミや大きな殻を取り除く。
そして、笊でふるった粉は、次に50番のふるいでふるい、その
粉を60番のふるいでふるう。これで小麦粉の完成である。

 ちなみに、笊やふるいの目に引っ掛った粉は、さらに製粉機で、
細かくしてから、再度ふるう作業を二回繰り返す。
都合、三回繰り返すので、最初から笊やふるいに掛けずに、三回
続けて製粉機を通せば、効率的なのだが、一回製粉機に掛けると
熱を持ち、ふるいでふるう事で温度を下げてあげる必要が有り、
そう上手くは行かない。

 製粉した粉は、一部80番のふるいに掛けて、よりキメ細やか
な粉にする。
此方は、お菓子用の粉とする。
そして、ここで、はじかれた粉を再度製粉機に掛けて、笊でふる
った粉を取る。

 さて、約1キロ弱の脱穀した小麦を製粉するのに、四人掛かり
で約1時間程掛かる。今回収穫した小麦は、約20キロ程あるので、
この作業を20回程行う必要がある。
が、本日はこれを三回繰り返して終了する。

 出来上った粉は、
・80番でふるったお菓子用の粉
・60番でふるい多分美味しいであろう粉
・もう一度製粉機に掛け笊でふるった粉
・残ったふすま

 80番の粉は、一緒に作業したSさんが持ち帰り、お菓子作り
をしてみて出来具合を確認して頂く。もう一度、製粉機に掛け笊で
ふるった粉はUKIが持ち帰り、ラザニアを作って、出来具合を確認
する事になった。
で、60番でふるい多分美味しいであろう粉は、ひっつみうどんにして、
お昼ご飯とした。
で、出来ばえは、腰は有るが粘りは今一と、いった感じである。

キウイ 耕す

さて、午後は畑で種蒔き。
管理機で土を耕し、レーキで慣らして、木の板で溝を付け、種を
撒き、土を被せ、木の板で叩いて出来上がり。
これで、冬野菜が楽しみである。










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大地の写真地の巻 ● 援農草刈隊が行く
日頃の鬱憤・ストレスを解消する為、援助交際ならぬ援助農業と称して
他人の畑に乱入し、思いっきり雑草刈りをする事で悦びを求める集団。
日夜乱入する畑を物色している連中。略して「援農草刈隊」が今日も行く!