醤油絞り

NO,003

醤油絞り 2022

2022年 3月17


3年前から参加している醤油造り、今年分の最後の作業である
今回の醤油絞りは、このレストランの庭先で行う。
このコロナ禍が無ければ、例年通りに新治の里の広場で3つの
グループが共同で作業を行うのだが、昨年は、密を避ける為に
主催者だけの少人数で行い、今年はようやくコロナ禍のピーク
が過ぎたので、2グループだけがここのレストランで行う事に
なった。
醤油 濃し袋

 まずお湯を沸かして、
そのお湯を醪に加えて40〜60度程度の温度にする。
そして、よく攪拌する。
そして圧搾。
ここで絞った醤油を火入れして保存する一般の醤油と同じ物と
火入れしない生醤油に分け。
生醤油は冷蔵庫で1ケ月程度しか持たないのだが、その香りは
素晴らしく、白身の魚の刺身に使うと、山葵が邪魔になる程の
醤油の香りを楽しめる。
圧搾 ふな口

用意の良い方は、ご飯やうどんを持参して、この生醤油を少し
垂らして、ここでお昼ごはんとしていた。
搾りたての醤油ご飯やぶっかけうどん、最高だろうね。

火入れする醤油は釜で温めて80度迄、温度を上げる。
今は、温度計があって温度管理が出来るが、昔はどうやって、
この温度で火入れしたのだろう?古人の知恵が偲ばれる。
そして、ここで塩分濃度が15%程度にする。
こちらも、塩加減はどうやって計ったのだろう?
味見?

さて、最後のお楽しみ。醤油の絞り粕。
一昨年は、この絞り粕、あまり人気が無かったのだが、今年は
大人気。UKIは、ジップロックの袋を何枚も持って行ったの
だが、醤油の絞り粕の割り当てはひとりジップロックで2枚迄、
残りのジップロックは他の方に差し上げた。
本日は、多くの参加者で醤油絞りを行った。
また、来年が楽しみである。






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大地の写真地の巻 ● 援農草刈隊が行く
日頃の鬱憤・ストレスを解消する為、援助交際ならぬ援助農業と称して
他人の畑に乱入し、思いっきり雑草刈りをする事で悦びを求める集団。
日夜乱入する畑を物色している連中。略して「援農草刈隊」が今日も行く!