いちじくの虫除け

NO,001

いちじくの薬塗り2022

2022年 3月 2


瀬谷の果樹園農家でのボランティア、今回はいちじくの薬塗りである。
いちじくの木には、その樹液が好きなカミキリムシが寄り付き、木を枯らしてしまう。
なので、カミキリムシが嫌う液と殺菌剤の石灰を混ぜて、剪定して芽が出る前の
いちじくの木にその液を塗る作業が必要となる。今回はその作業である。

液作り 液作り

 いちじくの木全体をまんべんなく塗る必要があり、低い部分やその裏側を
塗り残し無しに塗る作業は、結構大変である。

作業 出来上がり

この液、塗ったばかりは、薄い色だが、時間が経つと真っ白な色となる。
水分が飛んで石灰の白さが出てくるのであろう。
まるで、地中海に面した街の外壁のようである。
石灰だけを水で溶いて建物の外壁に塗るとこんな感じになるのだろうか?
殺菌効果があるのであれば、建物の保全にもなり、また毎年塗る事で建物が
綺麗に見えるのであれば、建物でもやってみる価値があるかも知れない。

という事で、今回はいちじくの虫除け塗りでありました。






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大地の写真地の巻 ● 援農草刈隊が行く
日頃の鬱憤・ストレスを解消する為、援助交際ならぬ援助農業と称して
他人の畑に乱入し、思いっきり雑草刈りをする事で悦びを求める集団。
日夜乱入する畑を物色している連中。略して「援農草刈隊」が今日も行く!