農機具小屋
海を見ながら稲刈り
はすかけ
みんなで稲刈り
古代米のおにぎり
刺し身

NO,002

■ 稲刈りイベント参加

10月13日(土)14日(日)イベント参加してきました。
参加希望は多かったのですが、日程が合わない人が多く私と友人2名での参加となりました。

初日、午前中ボートでの海釣り、友人がカワハギを4枚上げました。私は可愛い真鯛の子供を
一匹、これはリリースサイズ。海に返してあげました。

昼からは稲刈りイベントに参加。棚田保存会メンバーと地元の方、縁者(私達のような方)
での稲刈りです。総勢約60名で、稲刈りとはすがけを行いました。参加者は高齢のご夫婦の
方が多く、また小さい子供連れの若い家族連れの方も見受けられました。
作業は、約1時間半で終了し、棚田の餅米と小豆で蒸した赤飯を頂きました。
かなり気合を入れて参加したのですが、実際の農作業は慣れている地元の方が後日行うよう
です。慣れていない都会の人が、長時間行って筋肉痛にならないようにとの配慮からなのか
空気の良い棚田で海を見ながらのちょっとした農業体験イベントといった感じです。
これなら、小さい子供や腰を傷めた人でも参加出来楽しめます。
棚田の所有者でオーナー制度運営を行う会の会長さん、Tさんをご紹介頂き、お話を伺いました。
山から直接清水を引き込んだ棚田の米の美味さとそのおかげで石部の海や集落が土砂災害
から守られている事など石部の自然をこよなく愛されているのがひしひしと感じました。

夕方は、宿のご主人の指導の元ボートでアオリイカ釣りです。約1時間の間に私の竿に2杯の
アオリイカがかかりました。東京の寿司屋でもめったに食べられない高級食材です。
宿のご主人はアオリイカ釣りの名人で、宿の夕食では毎回ご主人の獲ったアオリイカの刺し身
が堪能出来ます。

二日目は、早朝からボートでカワハギ釣りです。
私と友人共々大きなカワハギがかかりました。その他、外道で、小型の真鯛やブダイなどが
釣れました。それでも夏の頃に比べてあまり釣果が芳しくありません。港で網の整理をしている
方に伺うと刺し網が入っているので、運が悪かったのではないかとの事です。

稲刈りイベントに遅れて参加するともう作業は終了しており昼食のおにぎりを頂き、昼食会のみ
参加となってしまいました。すこし、気が引けましたが作業はやらなくても参加する事に意義が
あるようです。そういえば鎌を持たずに、作業風景・植物・景色を写真に収めるカメラを持った
方が結構いました。来年の田植えイベントは、5月中旬だそうです。大きなアオリイカの釣れる
シーズンでもあります。棚田オーナーにならなくともイベント参加だけでも充分楽しめる内容です。



前のお話へ 次のお話へ



地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。