富士山
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料理
きんめ
料理
色付く山並み

NO,001

■ 春の棚田2006

4月20日

少々、仕事に疲れたので棚田の温泉でもゆっくりと浸かっていたいと思い行って来ました。
平日、ゆるりと出勤の車が向かう都心方向とは逆の方向へ自動車は進む。気持ち良いね。

山々は、遅い桜や木々の花が咲いているせいか微妙な色彩を見せている。
西伊豆の桜は有名な河津桜と染井吉野が多いせいか、もう葉桜となっている。山に昔から
生えている山桜が淡い白い色で山々を彩っている。

岩科学校 甍
松崎の町並み 松崎の町並み

いつもの宿に着いて、すぐに温泉である。
すこし熱めの湯に入りまた夕食前にもう一度温泉へ。だんだんと日頃の疲れが飛んで行く。
歳を取ると、段々この疲れを癒す間隔が短くなっていく。これが連続するようになると、
ここに居ついていまうんだろうな〜なんて、湯上りで空をぼけっと眺めるUKIであった。
お決まりの夕食は、また一段と豪華。あおり烏賊と黒鯛の刺身に、とこぶしと猪肉の俸禄
蒸し、ブダイの煮付け、その他地元の野菜が盛り沢山、毎度の事ながら食べ終えた頃には
蕩けるような睡魔が襲い、午後8時過ぎには夢の中、春眠暁を覚えずの通り朝は午前6時
に起床となる。我ながら良く眠れるものである。もちろん目覚まし代わりに朝の温泉。

棚田 棚田
棚田 棚田

翌日は、晴天なれども風強し。
気軽に普段見られた風景だけど、実はゆっくりとあちこち見ていなかった事に気が着く。
と、いう訳であたりをゆっくりと車で見て廻る。
このあたりは桜葉の産地である。という訳で桜葉の畑という奴を見に行く。
どこにあるんだろうとあちこち探すとありました。思ったより低い桜の木が植えてある。
そこに生えている桜葉を取るようである。桜葉もそうだがたらの芽と同じような植え方
である。ここで採れた桜葉が春の桜餅になるんだなぁと思うと感無量である。
ちなみに、UKIは三枚ある桜葉のうち一枚外して桜葉ごと食べるのが好きである。
どうでもよいことだろうけど、ちなみにこれを読んでいるあなたは?

と、いう事で今回は天気も良く富士も良く望めたちょっと贅沢な休暇の過ごし方であった。
田植えを楽しみにしている我が「関東棚田組」の皆様、ちょっと早めの現地視察をして参り
ました。写真でもご覧頂きながら田植えの時に様子を想像してみて下さい。














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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。