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NO,002

■ 棚田の田植え2006

5月20日・21日

「伊豆の棚田」も4年目を迎える。本日は田植えである。
今回の田植えは極端に参加人数が少なかった。みんな仕事に忙しいのか、家庭の行事に多忙
なのかなんと田植えの人員はUKI一人となってしまった。もちろん我が妻も体調が優れず
今回は不参加である。(尤も参加しても体調が優れないのでもっぱら旗振り役であるが)
と、そんな訳でオーナー区画がみっつもある。これは一人では田植えが終わる可能性は殆ん
ど皆無なので、地元の方に応援頂く事とした。
今回不参加の皆様、特にオーナーになった方々、稲刈りの際にははしっかりと働いて頂くの
で今から心しておくように!

という訳で、一人で横浜を午前5時に出発である。
何故午前5時かというと、ETCを搭載したからである。
なぜ午前5時とETCが関係しているかと言うと、午前6時前に高速道路に乗って100km以内
だと半額になるという事を聞きつけたからである。実際本当に半額になるのか試して、かつ半額
の嬉しさを体感したいとの理由からである。
で、体感致しました。これは良いね。
青葉ICで乗ると100km圏内は御殿場である。で御殿場で高速道路を降りる。
今日は濃霧である。視界が50mは無い。おっかなびっくり前の車のテールランプが見える
車間で国道246をゆっくりと下る。こういう時は、追突事故が起こる可能性が大変高い。
で、絵に描いたような追突現場を通り過ぎ、なんとか無事に霧の晴れた下界に到着である。

雨の棚田 雨の棚田
晴れの棚田 晴れの棚田

本日天気悪しである。
横浜を出る時は、時折晴れ間も覗いたがここはずっと厚い雲である。風もある。
という訳で海岸線をひた走る事2時間、無事午前10時には、現地に到着である。

棚田で周蔵さんのご挨拶を聞き、田植え開始である。
今回は地元の方の応援も多い。あっという間に3区画終了である。
宿に戻り、熱い温泉に入り体を休ませる。
ところで、今回田植えは一人だが夕方から参加される方が二名いる。
「茨城アイガモ無農薬米トラスト」の平野さんと日本のお米トラストの草分け的存在である
「庄内無農薬米トラスト」の阿部さんのお二人である。このお二人を、宿の温泉と美味しい
料理で誘い、今回やっと初参加となったのである。
で、このお二人電車で来るというので蓮台寺までお迎えに伺う。

新緑の芽生えの最も美しい季節である。車中新緑を楽しんで頂きつつ、
夕方の棚田の様子をご案内する。お二人とも棚田の歴史と町挙げての交流活動に大変
ご感動して頂きました。大変有り難い思いである。
この後、宿の食事を食べたらさらに大感動して頂けると思うと、楽しくて仕方無いのである。

田植え あぜつけ
田植え 田植え

さて翌日。
大感動して頂いたお二人と棚田に向かう。本日はまだ田植え作業をしている方々の見学
である。本日やってくるという方も多く、ところどころまだ田植えの終了していない区画がある。
その様子を見学する。昨日田植え作業を全て終わったUKIとしての他人の田植えをじっくり
拝見するのは本日初めてである。うぅ〜ん大変参考になる。

てな訳で、すこし早めに渋滞を避けるがごとく午前11時前には出発である。
途中海岸線を眺め、渋滞も上手にかわして無事横浜に到着である。
「関東棚田組」の皆様、稲刈りは大変です。みな出席するように。
また、今回の宿はひょっとしたら今年で閉鎖するかも知れませんよ。
この秋がこの宿に宿泊出来る最後のチャンスかも????














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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。