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次の日の夕食
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その次の日の夕食
帰る日の朝食

NO,003

■ 夏の棚田2006

8月2日・3日・4日・5日

今年も暑い夏がやってきました。
いつもの「伊豆の棚田」夏のバカンスである。

ETCを付けたので、午前6時前に東名高速に乗る。乗った直後に見ると13kmポスト、
と、いう事は113kmまで早朝半額となる。さあ、どこまで行けるでしょう?
途中いつものお約束、海老名サービスエリアで休憩。パン屋も開いているし、牛丼だって
あるし、私の知っているサービスエリアで最も充実しているんではなかろうか。
この時間、ETC半額を狙っているのか結構車の量は多いです。
とは、いうものの渋滞もなく順調な走りである。
さあどこまで行けるか?
用賀を起点として沼津までは104km、青葉で乗ったのでまだ9km先までOK。
9km先には降り口は無く、また伊豆に行くのにこの先まで高速道路を走る必要が無いの
で、ここで降りる事とする。用賀から乗った人は、残念ながらETC半額サービスを受ける
事が出来ない。残念である。
ちなみに沼津の手前の裾野で降りればOK、沼津から国道136号線への道が渋滞した時に
は、裾野から抜け道を通る事が出来るのでこれはこれで便利である。

夏とはいえ、平日早朝の道は大した渋滞もなく午前9時には「伊豆の棚田」に到着である。
宿はここ20年間いつもお世話になっている馴染みの宿である。
元気な声のお母さんに迎えられ荷物を下ろす。今週からお盆過ぎまで予約で満員なんだそう
である。高齢となって体が億劫になったお母さんは、あまりお客さんが来られても困るなぁ
としきりにぼやいていました。

棚田 棚田

今年は、夏の盛りに雨が多く棚田のお米も心配である。
棚田を見ると、稲は青々としていて元気そうだがまだ花穂が出ていない。後で宿のお母さん
に聞くとここのは晩生なのでお盆の頃、咲くそうです。

夏の棚田での行動パターンはここ10年程決まっている。
まず、朝4時半に起きて手漕ぎボートで定置網近くまで漕いで行き、カワハギ釣りをする。
沖で約2時間竿を出し、7時半には朝食。一休みしたら浜に出て海に入り、港にある無料の
露天温泉に入り、昼寝をし、また海に入り、温泉に入り、昼寝をし・・・を4回は繰り返す。
夕方、宿に帰って宿の温泉に入り、食べきれない程の魚三昧の夕食を食べ、午後9時には、
就寝である。まさに夏の湯治である。日頃のストレスが毛穴からす〜と抜けていく。
極楽であるが、思えば歳を取ったものである。

まあそんなこんなで、日頃の行いが良いのか滞在中はず〜と雲ひとつない見事な夏空の
晴天に恵まれ、日に焼けた今年の「伊豆の棚田」の夏でした。














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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。