のぼり
アイガモの絵
遠景
かかし
アマガエル
走りまわってます
小田掛け
稲刈り

NO,004

■ アイガモ無農薬米トラスト 稲刈り2006

9月18日

田植えは、父の怪我の見舞いで行く事ならず。
で、いきなり稲刈りに参加である。

天気は曇り気温は24度、手刈りするにはちょうど良い気候である。
昨年はみんな刈り放題だったらしい。稲を結び、脱穀を田圃をご提供頂いている根元
さんご一家がその後始末を全部やって頂いたとの事、今年はその轍を踏まずに各人自己
完結型稲刈りを行う事とする。
自己完結型とは、自分で刈って、自分で稲を束ねて結び、自分で小田掛けをする。
稲刈りの工程を肌で感じられる良い方法である。

稲刈り みんなで稲刈り


久しぶりにお会いした方々を一緒に話をしながら、手を動かすというのもなかなか良い
ものである。みるみる稲は刈り取られて行く。
お昼までの2時間、手刈り出来るところまでは刈り取り、残りはコンバイン登場となる
小田掛けもそのスペースがいっぱいとなったら、手刈りした稲をコンバインに挿し掛け
みるみる脱穀する様子など、みんな初めてで楽しそうである。
結果、アイガモの絵が鎮座する田圃の半分は手刈りで小田掛け、残り半分はコンバイン
で脱穀となる。

脱穀 みんなで脱穀

昼は、公民館に皆集まって昼食。
今回は、けんちん汁と梨と葡萄が振舞われる。みな良い味でした。
食後は根本さんのスライドショー。液晶プロジェクターでパソコンからパワーポイント
去年までの紙芝居からは、大変な飛躍である。
紙芝居では、根本さんと対座する形で根本さんのキャラクターを堪能する事が出来たが
プレゼンテーションする根本さんはその後ろ姿のみ、根本さんのキャラクターは今回は
堪能出来なかったもののプレゼンテーションの中身は数段濃く、お米の話と循環農法の
話は大変分かり易く良く理解出来ました。

今年は参加者もかなり入れ替わり、初めてお会いする方も増えた「アイガモ無農薬米」
ここのトラスト活動も、「伊豆の棚田」のオーナー制度もそうだが、大体3年で半数の
人は入れ替わるようである。ちいさな子供の情操教育や昔を懐かしむ年配の方などは、
体験出来た事で満足して、また新たな体験を目指されていく。
残る人達は、自分の食を自分で確認し確保していくと思う方々である。
こういう運動を運営されている方は、新しい希望者を募る活動をいつでも行っていく事
を必要とされる。また、何処で活動を卒業するのか予め想定する必要もある。
そんな事を感じた今回の稲刈りである。














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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。