記念写真
収穫物
玄米サラダ
デザート
おにぎりとえごま餅
鴨鍋を作る
テンペ
料理
調理風景

NO,005

■ アイガモ無農薬米トラスト 感謝祭2007

11月11日

暑くも無く寒くも無い心地良い季節、ようやく木々の彩りが変化してくる。
一年のうちでこんな清清しい気持ちになる季節は10日間もあるだろうか?
そんな気持ちの良いこの時期に「アイガモ無農薬米トラスト」感謝祭は行われる。

余りにも気持つが良いのと、景色の良い霞ヶ浦の湖畔を堪能しようとちょっと早めに
出発する。土浦の街をバイパスで抜け、湖畔を走る。
湖畔には蓮田が広がりかなたに対岸の丘が見える。水際には、サイクリングロードが整備
されている。琵琶湖も良い風景が拡がるが、都心にこんな近い場所にこんな風情ある場所
があるなんて初めて知る。
特に南東に向いた湖畔沿いはとても良い景色である。
ここのところ、南東に向いた景色にこだわっている。なぜか?
それは、月見の出来る方向だからである。春だろうと夏だろうともちろん秋もそうだが、
年12回は月見が出来る。もちろん季節により月の出は、昼からという時もあり、早朝と
いう時もある。雨の日も雲が出て月を見る事が出来ない時もある。
が、その気になれば結構月見をする事が出来る。ただあまり灯りの無い南東に広く向いた
場所があるかどうかである。
で、ここは地図で見た通り、月見には欠かせない南東に向いた良い場所があるではないか
おまけに温泉があれば住んでみたいと思ったが、後で、アサザ基金を推進している方に伺
ったらしっかりと温泉はあるそうです。


餅搗き みんなで料理を

さて、今年は、霞ヶ浦を望む地域のコミュニティーセンターでの感謝祭である。
広い庭と水道施設の付いたバルコニーのような広い濡れ縁、もちろん別に立派な厨房施設
を持っている地域のコミュニティーセンターである。
使用する人の事を考えた過剰な設備の無い、上質なセンターだなぁと前回に続きしみじみ
と感じてしまう。こんなセンターのある地域に住まうという事は、ちょっと質の高い生活
を営める事でもある。
そんな場所でみんなで料理を作り、会場を設営し互いの近況を伝えながらの感謝祭である。

今回も美味しい料理が並ぶ。
搗き立てのお餅を使ったからみ餅、エゴマ餅、餡コロ餅、きなこ餅、玄米サラダ、テンペ
ブロッコリー、アイガモ鍋、おにぎりなどなど、デザートにはケーキ、蜂蜜ヨーグルト、
柿などなど・・・
挨拶 一緒に食事

今年はお米の出来きも良い。
トラスト会員からすると美味しい良いお米が食べられる事は嬉しいが、農家の方にとって
はお米の値段が暴落する可能性もある厳しい年でもある。
また、ウルグアイラウンド後の農家保護策も段々と減少し、来年は小麦の補助もなくなる
年でもある。市場原理といってしまったらそれまでだが、世間で騒がれている自給率向上
とは逆行する動きでもある。
そんな中、我らのように市民が、自発的に農家の方と提携するトラスト運動を続けていか
ない限り、さらに自給率は低下していくんであろう。その意味でも消費者と生産者がお互
い顔を合わせるこのような感謝祭は重要だなぁと考えてしまう。
さあ、また来年もお会いしましょう。















前のお話へ 次のお話へ



地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。