白菜
白菜
コンサート

NO,003

■ 最後の田んぼでコンサート

 11月11日

久しぶりの田んぼでのコンサート、今回が最後との事。
行ってきました。

ここ数年、「田んぼでコンサート」は開催されていなかったらしい。
久しぶりにご案内を頂き、これが最後とのメッセージだったので、ぜひとも
行かねばと思い、晩秋の中、小田急線の支線の駅黒川に向かう。

コンサート コンサート

 話には聞いていたが、以前は駅の脇に小屋掛けで産直野菜を売っていた店
が無くなり、その代わり「田んぼでコンサート」の会場の近くに大きな駐車
場付きの立派なJA経営の産直館が出来ていた。
休日の昼過ぎとあって、大変盛況である。
帰りにここで野菜を買おうと決め、「田んぼでコンサート」会場に向かう。

もう、すでにコンサートならぬ宴会は始まっていました。
主催の川崎の酒屋の大介さんは、すでにいい感じに酔っぱらっていました。
もうひとりの主催、持田さんと久しぶりにお話をする。
もう、歳なので派手なコンサートを企画運営するのがおっくうになり、今回
で最後としたとの事、JAの産直館が盛況なので、今まで休耕田だったのが
もう一度作物を育てようと農家の方が、また稲や野菜を作り始めた事などを
伺う。
会場 コンサート

時は変わり、願った方向に変わってくれた事もあるし、相変わらず変化の
無い事もある。思い起こせば2004年から始まったこの企画、地元の米で、
お酒を造ろうとの呼びかけで始まり、そのお酒に使う米を栽培する田んぼで
収穫の感謝祭を兼ねてコンサートをしようとの主旨で続いていたが、今回が
最後だと思うとちょっと残念である。

でもまあ、皆さんのんべーだし酒屋の大介さんもいる事だから、また別の
形で宴会の企画は持ち上がってくるんでしょう。












前のお話へ 次のお話へ



地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。