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NO,001

■ 棚田の稲刈り 2015

  10月 3日・ 4日

棚田の稲刈りである。
今回も、Yさん夫婦が参加したいとの事だったのだが、奥様が怪我を
されたとの事なので稲刈りは、参加が出来ずなので、また、独りで、
作業を行う事となる。

いつものように、電車とバスを乗り継いで石部に到着する。
自動車を処分してからは、もっぱらこの方法で棚田に来ている。
南伊豆の周遊券がJR東日本から発売されているので、割安で便利
なので、ここ数年はこの周遊券にお世話になっている。
今回の稲刈りも同じである。

宿に着き、宿の方と一緒に軽トラックに乗り込んで棚田に向かう。
今日は風が強いが、天気に恵まれて恰好の稲刈り日和である。
風があるので、日差しが強くても暑くはなく、凌ぎやすい天気である。

稲刈り 稲刈り

棚田保存会の周蔵会長の挨拶も、きちんと聞き、いざ稲刈りとなる。
自分の持ち場の棚田に着くと、まだ水が残っていてぬかるんでいる。
ぬかるみの中の稲刈りは、普段の三倍もの労力が掛かってしまう。
何とか、午後4時には終了する事が出来た。最後の最後は、地元の方が
手伝ってくれて助かりました。
今日は、時間も時間だし、ぬかるんでいるので、天日干しの為のほだ掛け
も後日、地元の方が行ってくれるとの事なので、お願いをして宿に戻る。

源泉掛け流しの温泉にゆったりと浸かり、夜となり、毎度美味しい
海の幸と山の幸を頂き、ぐっすりと眠る。
夜になると、今年から始めたらしい鹿威しの音が遠くで聞こえてくる。
あまり桁たたましくはないので、本当に猪に効果があるのか疑問に思うが
それなりに風情のある音でもある。

棚田 棚田

さて、稲刈りの作業は終えたので、今日は念願の釣りである。
その様子は、「水の巻」でそのうちアップするが、
まあ、それなりに釣りを楽しみ、宿の温泉に入り、体を癒してから帰路に就く。

今日は、隣の集落で鯵の干物を買う為にバスに乗る。
いつもは、宿の方が軽トラックで送ってくれるのだが、今日は、宿の方の担当
の棚田は、まだ稲刈りが残っているとの事で棚田に向かったので、バスで行く
事とする。折角の乗り放題の周遊券があるのだから、これを使わない手は無い。
楽しい海辺のバスの旅である。
鯵の干物も買い、後は松崎に出て帰るだけだが、乗るバスにはまだ時間がある。
なので、今まで何回も来た事があるのに一度も行った事が無い、岬の公園へと
向かう。

雲見 雲見

今日は風も無く、陽もあたって気持ちの良い休日である。
眼の前には海辺にそそり立つ岩肌が見え、ダイビング船が走っていく。
清々しい海の景色である。

さて帰り。
伊東駅で途中下車である。この周遊券は本当に便利である。
ここで、昔から食べている稲荷寿司と、最近お気に入りのラーメンを食べる。
また、無添加のいかの塩辛を買って帰るんである。
が、ラーメン屋さんは、午後5時半開店、いかの塩辛をい売っているお店は、
午後5時閉店となってしまう。なので、今回はいかの塩辛は買えず。
これは次回の課題である。
まあ、今回も天気に恵まれた伊豆の棚田の稲刈りであった。













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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。