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ソーラークッカー

NO,001

■ 茨城アイガモ無農薬米トラスト 蕎麦打ち2018

  12月16日

今年も、「茨城アイガモ無農薬米トラスト」の蕎麦打ち会にと
参加してきた。

 今回も、蕎麦の打ち手は二人、二八の細打ちが二種、繋ぎには、
とろろ薯を使った太打ちが一種、さらに蕎麦がきが一種の、合計で
四種類の蕎麦を堪能する会となった。その蕎麦も、つけ汁が、醤油
の効いた濃いめのつけ汁と、アイガモと葱を入れた南蛮汁の二種類
で楽しむというもの。

 また、その蕎麦の他には、舞茸やしめじ、エリンギなどの茸の
天ぷらや小松菜の漬物、とろろ汁、焼き芋、干し芋、寒天の黒蜜と
きな粉で和えたもの、林檎などが並ぶ、豪華な食卓を皆で囲む会で
ある。

 今回のUKI は、薪を使って竈でお湯を沸かして、蕎麦を茹でる
担当となる。

蕎麦打ち 蕎麦

 まずは、鋸と鉈を使って、薪を竈にくべる丁度良い長さにする
作業を行う。寒さの中で体を使うので、暖かくなって楽しい作業で
ある。そして、竈に掛けたお釜の湯も湧き、準備万端である。

 さて、いざ蕎麦を茹でる作業は、蕎麦打ちをした方に任せて、
UKI は、茹で上がった蕎麦を蒸籠に盛ったものを、食卓迄運ぶ役。
随分と楽で簡単な作業である。

料理 正月飾り

 打ち上がった蕎麦は、各々持ち味が違っていて、蕎麦の奥深さ
を感じる事が出来る。同じ蕎麦粉、同じ水なのに、不思議である。
そして、蕎麦の他、天ぷらや焼いたり干したりしたさつま芋を堪能
する。毎年、この会で食べる美味しい食事を楽しみにしている理由
が、実は此処にある。

 食事を食べ終わり、藁で正月飾りを作る皆さんとは別に、農家
の方と麦踏みに畑に向かう。今年は、平年よりも気温が高く小麦の
成長が早く、普段よりも多く麦踏みをして小麦の成長を遅らせない
と、ならないとの事。そうしないと、霜の頃に小麦の新芽が出来て
しまい、霜に当たって小麦が枯れてしまうんだそうである。なので、
麦踏みをして、新芽の出る時期を遅らせる必要があるとの事である。
小一時間程、麦踏みに専念する。

 この会が終ると、クリスマスとなり、今年一年が終る。
今年も、あっという間に過ぎてしまう一年であった。








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海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
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