富士山
空
百笑の里
UKIの田圃
集会小屋
納屋
水車小屋
料理

NO,004

■ 夏の棚田

約半年ぶりの棚田である。
絵に描いたような富士山と海と小島。郷愁を誘うような遠くの夏雲。海水浴と放電の為に
今年もやってきました。
前回の田植えには急用が出来てしまい参加できなかったが、一面青々とした水田風景
「百笑の里」と書かれた石碑、そんな田園風景が広がっているその中にたたずむ事が、
出来た。参加出来なくて、かわりに田植えをして頂いた友人には大変感謝しています。
元気に育ってます。昨年の収穫の時と比べ、新たに作業農道が出来た。今まで畦の間を
歩いていくだけだったが今回の農道は、ちゃんと舗装されていて軽トラックが上れるように
なっている。これで農作業や道具の運搬が楽となる。
施設も前回は道具納屋だけだったが、田植え時に出来た脱穀用として利用する水車小屋
や今回出来た集会所がある。今は閉鎖中なので窓越しに中を覗いたら、大きな囲炉裏と
板敷きの広間があった。30人くらいは寝る事が、出来るのでは?

ようすを見に来た棚田で偶然お会いした棚田保存会会長に田植えに伺えなかった非礼
をお詫びしてしてしばし棚田のようすを伺う。今年の田植えは、なれない素人の方に植えて
頂いたのだが1ケ所に5株植えれば良いのを皆さんがんばって頂いて10株くらい植えて頂
いたので若干密集ぎみとなり、風が抜けないせいか、虫が葉と芽を食べてしまうので、その
駆除に大変との事。極力農薬を使用しないよう、苗代の時に複合農薬を混ぜたくらいで、田
植え以降農薬は蒔いていないとの事である。その分草むしりをこれまで2回実施したらしい。
ご苦労様です。

もっともそのおかげで6月中旬から下旬の期間、ホタルが夕刻舞っていたそうです。
その風景をぜひとも見せたかったと会長悔しんでおりました。
ちなみに秋の収穫は、10月12・13日あたりだそうです。

毎年夏、海の通い続けて約20年今年の夏やってきました。宿泊は定宿の民宿。
美味しい魚が待っている。今回は自分で獲ったトコブシを生きたままバター焼きにして頂く。
とってもとっても美味。







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地の巻 ● 伊豆の棚田
海がきれいで、米と野菜と魚料理がおいしい伊豆の民宿に通ってもう20年。
その海と大地を守っていた棚田が荒廃していると聞いたのが2001年の夏。
交流を兼ねた「棚田オーナー制度」が発足しました。その棚田のご紹介です。