耕運機で耕す

NO,011

■ 夏の草刈り 2007

 2007年9月2日

雨が降り、急に涼しくなった。秋の気配なのでしょうか?
涼しいと「浦和の畑」の作業も楽である。何せ日陰が無いからね。
という訳で、今日も早朝の気持ちの良い時間帯に作業をしようという事でまだ
暗い午前5時に我が家を出発する。思えば、陽は短くなってきたものである。

今回の参加は、「体育会系サラリーマン氏」だけである。
参加メンバーもようやく6組となったものの、毎回参加出来る方は少ない。
尤も、参加人数が少なくとも便利な機械、耕運機、管理機、草刈機があれば、
二人で楽々畑を管理できる。ちなみに畑の広さは600坪!今のままだと一組
あたり100坪の畑となり、充分自給自足は出来、さらに余ってしまう程である。
しかし、この参加組数で今の参加費では持ち出しとなってしまう。
来年はどうしようか?と畑を管理するTさんに相談する。
畑の半分をTさんの桜畑にして残り半分を畑にしたらどうかとご提案頂く。
半分として、今の参加メンバー数であれば、採算分岐点ぎりぎりである。
これでも、一組あたり40坪強である。普通の市民菜園の倍の広さである。
このまま、メンバーが増えなければそうしようかなぁと思う。

綺麗に耕しました 種を蒔く
やちがしら ピーマン

今日は、野草の生えた畑を草刈機で綺麗にし、新しく種を蒔く畑を耕運機で
綺麗にならす。畑らしくしようという魂胆である。
この時期の野草を刈ると、後から生えてくる雑草の勢いはそれ程強く無いので、
そうそう野草の事を気にしなくとも済むんだそうである。何事にも合理性と効率を
考える事は大切である。

さて、今回の作業メニューは、
■ ブリーベリーの収穫
今回も収穫する。が数は少ない。
あたりは虫の音が心地よい。周辺は花木畑で低木の森のようでもある。
満月の夜、虫の音を聞きながらここで酒を酌み交わしたらさぞかし良い風情だな
と思う。
■ 野草を徹底的に草刈機で刈る
この時期の野草は、一番勢いがあるんだそうである。
これをキチンと刈ると、これから生えてくる野草はそれ程勢いはないらしい。
で、徹底的に草刈りをする。
我らは元々は「援農草刈隊」である。
指図されなくとも畑に来たらまず最初に勝手に行う作業である、不思議と無意識に
体が動くんである。
■ 耕運機で畑をならす
この機械は楽しいね。
方向転換する時は、左右別々のブレーキとなっているフットブレーキを踏みハンドル
を操作する事で方向転換が出来る。これがかなりドラスティックに方向転換できる
んである。おお〜てなもんで感動する。
また、綺麗に畑をならすと気持ちの良いものである。これもコツがあるらしい。
■ トマトとピーマンと枝豆と芋茎の収穫
今、収穫出来るのはトマトとピーマンと枝豆。
雨が降ったのでトマトは殆んどが実割れを起こしている。
ピーマンはこれからが最盛期。
枝豆は、肥料が足りないせいか小さかったが味はなかなかのものの。
が今回が最後の収穫となる。
ところで今回収穫して驚いたのが芋茎、持ち帰り生の芋茎を油揚げと一緒に炊いたら
めちゃくちゃ美味かった。初めて食べる味である。
物の本には、食べられる芋茎は里芋の茎とあるが、Tさんの話では里芋はあくが強くて
やつがしらの茎が美味しいとの事。里芋の芋茎は持ち帰らなかったのでどう違うのかは
分からないが、少なくともやつがしらの芋茎はとても美味い!!
■ キャベツとブリッコリーと人参の種蒔き
秋から冬に向けての種まき。
白菜と大根はまだ早くそうです。



収穫
畑: トマト・ピーマン・枝豆・芋茎


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地の巻 浦和の畑
上州の畑がなくなり、もっと近くで野菜を作りたいと思っていたら、
ひょんな事から浦和で野菜作りをする事に。