収穫

NO,010

■ 耕運 2009年 6月

 2009年 6月 7日

前回夏野菜の植え付けをしてひと段落したのだが、この時期、野草はグングン成長するは、
春野菜の後片付けはあるはで、結構忙しい。また、暑くなってきたので、あまり根をつめた作業
はしんどい。こういう時は大人数でパッパとやって早く帰るに越した事は無い。

今回、初めて電車で畑に向かう事にした。
休日の早朝の電車は結構混雑しています。
仕事帰りの人、飲んで朝帰りの人、これから仕事に行く人、これから旅行に行く人、これから
畑に行く人というのは、稀である。
その稀な人達が浦和美園駅でばったり出くわす。ばったりと言っても偶然では無い。
いつも一緒の自動車で畑に行っていた「体育会系サラリーマン氏」である。ここのところ、年齢の
せいか体育会系とは言いつつも楽な方に思考が進むらしい。
今回、思うところがあって自動車を売ったのだが、同じように数年前自動車を売った氏は、浦和
美園の駅から、お世話になっている農家のTさん宅まで歩いていくのがおっくうのようなのである。
しきりにレンタカー代を折半するからレンタカーで来たらと言う。
最近、かなりお腹が出てきて、メタボライン上を迷走しているUKIとしては、楽をしてはいかんと
自分を言い聞かせている。で、まあ、一回は歩いてみましょうと浦和美園駅で待ち合わせたんで
ある。歩く時間は約20分、脂肪が燃焼して体が暖まってくる時間である。
階段と坂道が少しある程度で、歩ける距離である。ただ途中日陰が無いのが唯一の残念である。

とうもろこし トマトの添え木たて
じゃがいも 草刈り

さて、今回の作業である。
残念ながら、充分収穫し終わり前に枯れてしまった蚕豆を引き抜いてマルチを剥がし、耕運する。
3回使いまわしたマルチは、もう次に使いまわしはちょっとしんどいよう。暑い中、枯れた蚕豆や
草を抜きつつのマルチ剥がしは腰に辛いです。
剥がしたら、ここにほぼ土に変わったウッドチップを蒔き、トラクターで耕運である。
ウッドチップは、スコップで一輪車で積んで適当にばら撒く。これが地味で単調な作業なのだが、
二人がスコップでウッドチップを積み、一人が一輪車でばら撒くと結構楽しい。
ウッドチップを積み時は、運ぶ係りの人は休憩出来るので積み人をからかう事が出来る。
運んでいる時は、積む係りの人当然のごとく休めるので、二人で世間話をする事が出来る。
次に、桜の間の畑を同様にウッドチップを入れて耕耘する。
本来ならば、一緒に鶏糞と石灰を蒔きたいところだが、近くで鶏糞を分けて頂く養鶏場に連絡を
したら、欲しいだけの量が無いとの事、こちらとマルチ張りは次回のお楽しみとする。

さて、「浦和の畑」今回の作業内容は以下。
■ 収穫の終えた作物を引き抜き、マルチを剥がし、ウッドチップを蒔いて耕運する。
■ 耕運した畑の一部でピーナッツの豆を蒔き、さつま芋の苗を植付ける。
■ 草刈をする。今年初めての草刈機登場。当然のごとく機械は奪い合いになる。
■ じゃがいも・ニラ・ウド・大根を収穫する。


収穫
畑: じゃがいも・ニラ・ウド・大根



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地の巻 浦和の畑
上州の畑がなくなり、もっと近くで野菜を作りたいと思っていたら、
ひょんな事から浦和で野菜作りをする事に。