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■ じゃが芋
プランターでも簡単に栽培出来ます。採れたては香りも良く美味しいよ。
■ まずは土作りから:
■ 種芋を植える:
■ 芽かき:
■ 花を愛でる:
■ 追肥はどうする?:
■ いよいよ収穫:
■ 季節外れのじゃが芋:
■ 連作障害に関して:
■ まずは土作りから:
● 3月上旬
深めのプランターに自分で作った腐葉土を入れる。
プランターのサイズは、幅45センチ・奥行き90センチ・深さ40センチ程度のもの、
これより小さいサイズのプランターでも出来る事は出来るが、目に見えて収穫が少ない。
腐葉土は、我が家のプランターの大切な肥料の素である。晩秋、風が吹いて色着いた枯葉
が落ちる。これを早朝拾いに行くんである。
初めて拾いに行った時は、勝手に拾うと怒られると思った。掃除をしている方に恐る恐る
聞くと「どうぞ、どうぞ」と喜んで頂ける。掃除の後片付けが大変らしい。
肥料の袋に入れた落ち葉を持ち帰り、米糠・鶏糞・苦土石灰を入れてよく混ぜて水を入れ
袋の口を閉めて醗酵させる。半年から一年は待たなければならないが、粉々の腐葉土に、
生まれ変わる。これをプランターの底に入れ、その上から生ゴミコンポストを入れさらに
鶏糞・苦土石灰を入れて土を被せる。これを2週間放置して馴染ませる。
じゃが芋の場合アルカリ性の土質が良いようです。
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■ 種芋を植える:
● 3月中旬
UKIの場合、種芋はおよそみっつの方法で植えつける。
その1、芽が出た種芋を切り、切断面に草木灰を付けて切断面を下にして植える。
この方法、書物にも良く出ているオーソドックスな方法だが、草木灰って買うと結構高い
最近は焚き火も禁止されているので、自分で草木灰を作る事が難しい。よって高いのか?
その2、草木灰を使わない方法。灰を付ける前まではその1と同じ方法。違いは灰を付け
ないのと切断面を上にする事。各々3月頃、植えつける。
その3、最後の方法は植えつける時期はまちまち、適当である。
じゃが芋を料理する時、芽の部分を取り去る。その時に芽だけを穿るでは無く、まわりも
一緒に切り取る。これを生ゴミコンポストにすると、時期が来て勝手に芽が生えてくると
いう訳。まあ、意図的に植えつけるのでは無く、植えついたというのが正解である。
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■ 芽かき:
● 4月中旬
大きいじゃが芋とする為には芽をかいたほうが良いようです。
でもUKIの場合、あまり芽かきはしない。まず良くわからないのである。余分な芽が、
である。みんな独立している芽に見えるんである。
で、芽かきはあまりしないのであるが、これでもじゃが芋が出来るんである。
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■ 花を愛でる:
● 5月中旬
芽が大きくなってくると花が咲く。
花びらが白く、その中に黄色い芯の可憐で綺麗な花が咲く。これを愛でるのも、楽しみの
ひとつである。
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■ 追肥はどうする?:
● 5月下旬
花が咲くと、段々じゃが芋は地下で育ってくる。ここで追肥である。
追肥は、基本的には生ゴミコンポストで出来る液肥を利用する。これを100倍程度に薄
めて、週一回計3回程度の追肥を行う。液肥をあげた後数日するとじゃが芋の葉が元気に
なったような気がするが、これがどれほど効果があるかは正直言ってわからないねぇ。
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■ いよいよ収穫:
● 6月下旬
芽かきをしなくとも収穫は出来る。ちいさなじゃが芋が結構な量採れるんである。
夏の暑くなる時期、大きく伸びた茎が枯れ始める。これが収穫のサインである。
土を開けるとちいさいけれど、結構な量のじゃが芋が採れる。採り立てのじゃが芋をその
まま素揚げするんである。これは、市販のじゃが芋には無い味である。
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■ 季節外れのじゃが芋:
● 12月
生ゴミコンポストで種芋を植えると時々時期外れのじゃが芋が出来る。
夏を過ぎても茎は立派に育っている。これも枯れてから収穫すると時として思いがけない
大きなじゃが芋が採れる事がある。これも楽しみである。
ちなみに、男爵系はちいさいが数が採れ、メークイン系は数は少ないが大きな芋が採れる。
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■ 連作障害に対して:
来年になってじゃが芋を作る時、連作障害というのはいつも頭をよぎる。
化学肥料をまったく使用していない為か、同じプランターに勝手に生えるじゃが芋の出来
はあまり悪くないようです。
切って植えつける方法では、同じプランターではやらないようにしているが、これがどれ
程効果があるかは正直良くわからない。
皆さん、ご自身で植えてみて試してみて下さい。化学肥料を使用しなくともきちんとした
土作りをすれば、じゃが芋はそれなりに収穫出来ます。
プランターでは根菜類は、畑と比較するとその収穫量は少ないが、それでもちゃんと収穫
出来る。色々な野菜をプランターで作れば、育っていくのを楽しみ、花を愛で、出来立て
の新鮮な野菜を味わう事が出来ます。
様々なプランターで野菜作りを楽しみたい方は、このサイトをご覧下さい。
「無量庵 地の巻」
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