NO,011

■ 計ったように出来すぎ!


急に朝夕が涼しくなり秋らしい秋がやってきた10月半ばの連休、伊豆の棚田の稲刈りである。
ハッピーマンデーだかなんだかよく知らないが、この秋はやたら三連休が多いのである。
その三連休を利用した棚田稲刈りである。


今回は総勢13名、車6台でみなバラバラに当日午後1時現地集合と相成ったのである。
UKIは高井戸から参加する方の為、環状8合線で迎えに行き用賀から東名高速を乗る事となった。
思えばこれが悲劇の幕開けである。午前6時半に家を出たのだが上野毛あたりから全然環状8号
線が動かなくなってしまったのである。
こんな早朝処から集まってきたのか車・車・車が延々続いている。みんな何を考えてるか
こんなに早起きしないでも良いではないかと思うくらいの車・車である。(人の事は言えない。)
で通常45分で行ける距離を結局2時間半かけて到着、ピックアップしたのが午前9時であった。
環状8合線は外・内周りともまったく機能していないのが分かっていたので、裏道を走り川崎インター
から東名高速に乗る。
(ここで環状8合線を同じように戻るのは馬鹿である。UKIも少しは学習能力があるのである。)
が、これが合流から大渋滞。何で高速道路の渋滞表示は乗る前に表示していないのであろうか?
降りられない状態でいきなり渋滞情報を流すのは、道路公団の営業方針なのだろうか?
もっとも事前に表示してあってもどこも渋滞はするだろうけど・・

どうも渋滞しているのは、箱根の紅葉を見物に行く車が多いらしい。まだ早いんじゃないのと思う
がそれは人の勝手である。でご丁寧にお約束通り事故渋滞も重なったいるらしい。
進路変更して厚木で小田原から東伊豆周りで行く事にする。こちらは、渋滞はあるものの断続的で
比較的スムーズに流れている。宇佐美あたりで祭りの太鼓の音がする。
日本の秋である。
風情に浸りつつ伊東を越えるとまた渋滞。全然動かない。渋滞の先頭に到着したら、お祭りの山車
行列であった。日本の正しい秋である。

そこからは、順調な走りとなるが、ここまでかなりの時間ロスがありその修正は不可能である。
携帯で先発隊と連絡を取り直接棚田に向かう。とっても便利な世の中になったものである。
棚田に登る道は対向車と行き違うには互いの経験と判断が重要である。要はとっても狭い。
で、その道を半途まで上ったところで下りの車を遭遇。
脇道に除けやり過ごし本道に戻るとまた下りの車、そんな事を4〜5回行ったが、このままでは日が
暮れるのではと気が着く。ついでに本日の棚田作業が終了した事にも気が着く。
(一台通過した時に気が着け!)で、隣の雲見から廻っていく事とする。こちらは棚田の上につなが
っているので多分大丈夫と判断して迂回。大丈夫でした。

結局予定の時間に遅れる事3時間。棚田に着いたら丁度本日の作業は終了でした。
先発隊の方々には田植えの時といい、今回といい大変お世話になりました。


で到着した時の皆さんのお言葉「計ったように出来すぎ!」





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 心に沁みるお言葉
古来より、日本には言霊(コトダマ・コダマ)信仰というのがあります。
発した言葉自体が生命を持って何かを為すという考えです。
UKIの心に沁みたありがたいお言葉をお伝えします。