NO,003

■ 素敵な挨拶


ここのところ原油が高騰しています。
アメリカの大手航空会社もその影響を受けて、多くの航空会社が破綻を迎えてしまうそう。
ほんの2ケ月で脆くも破綻してしまう、優良企業も薄皮一枚の商売をしているんである。
そんな資本主義の脆さが露呈した、今回の原油高騰劇です。
これは、今後じわりじわりと様々な面で我々の生活にも影響してくるでしょう。
真っ先に影響してくるのが海外旅行、安く手軽の海外旅行が楽しめなくなってきます。

海外旅行といえば、かつてのオフシーズンのハワイツアーは、とっても安かった。
すっかりハワイに嵌ったUKIは7回は行っている。ここ数年は、まとまった休暇が取れない
のでなかなか行く事は出来ない。大好きなハナウマベイも最近では入場制限・入場料徴収
・事前講習ビデオを見なければならないらしい。人気のせいで海が荒らされてしまったの
で、こんなハードルを設定している。環境を大切にするハワイならではである。

ハッピーアイランドと言われるこの島々は、大陸から離れているので空気も海も綺麗で、
気候が温暖なので皆ゆったりとした生活を送っている。
飛行機を降りた瞬間、花の香りが襲ってくる。花の香りと乾燥した空気で鼻の奥がヒリッと
なる。ハワイに着いたなぁと感じる瞬間である。

街についたらCDショップを覗く。ローカルミュージックを探すんである。
いわゆるハワイアンである。UKIはウクレレミュージックよりもギターのスラッグキー
ミュージックが好きである。このスラッグキーミュージックを有名にしたのがアメリカの
ミュージシャン「ライクーダー」。
UKIは密かにアメリカの柳田国男と呼んでいる人だが、忘れ去られようとしていた当時
のスラッグキーをフューチャーした「チキンスキンミュージック」を聞いて好きになった
人も多いのではないのだろうか。直訳は「鳥肌が立つような素敵な音楽」そのものズバリ
UKIもこれを聞いてから、ハワイに行くと必ずスラッグキーミュージックのCDを探す事にして
いる。

ハワイのローカルミュージックは、多くが現地語で歌われている。
最近では、この言葉を伝承していく運動が盛んで喋れる人も多いらしい。言葉としては、
かなり簡単な言語であるのだが、UKIはよくは分かりません。
ところでこのハワイ語、音の数はかなり少ない。ローカルミュージックを聞いたUKIは
ある時、ハワイ語の法則を発見したのである。
それは、50音のあ・か・な・は・や・らを並べるとハワイ語風に聞こえるのである。
つまりは50音中28音しか使わないのである。
例えば、この28音を適当に並べて歌うと、あら不思議!ハワイ風ミュージックになる!
ハイ!!では、やってみましょう。
「らはい〜なはらえ〜い うく〜いねえけ〜れ おけい〜ねうく〜ら ねか〜らなお〜れ」
ぽいでしょ。でしょ。でしょ。

ところで、ハワイで最も有名な現地語が「アロハ」である。
発音は、「アロー」は上がって「ハ」は息を吐きながら力強く発音するんである。
こんにちはの挨拶語である。現地の方のこの言葉を聴くとなぜか清清しい気持ちになる。
土地の磁力と空気が言葉に反映するようでもある。
また、お別れの言葉は「マハロ」
これは「マッハロ〜」と軽く挨拶する。日本語の「じゃ〜ね〜」てな感じで喋るとそれっ
ポイです。またこの挨拶の時には手振りも必要、親指と小指だけを立てて振るんである。
間違っても中指は立てないように・・・・・

お別れの挨拶といえば、日本語でも色々あります。
UKIが驚いたのが、日本に生まれて42年と4ケ月初めて遭遇した言葉である。
紺色の制服とリボンの付いた帽子を被った幼稚園生くらいの女の子が発した言葉である。
「ごきげんよう〜」
下町生まれのUKIには、舌を噛みそうな言葉である。そんな日本語があったのか〜

また、こんなお洒落なお別れの言葉もあります。「エイティーエイト」いわゆる88。
これは何かと言うと、小学生でも取れる日本で最も簡単な国家試験「無線従事者免許」
いわゆる「ハム」の交信の際、男性から女性に交信する挨拶。
意味は、「Love&Kiss」













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 心に沁みるお言葉
古来より、日本には言霊(コトダマ・コダマ)信仰というのがあります。
発した言葉自体が生命を持って何かを為すという考えです。
UKIの心に沁みたありがたいお言葉をお伝えします。