NO,005

里山保全ボランティア


2020年 3月17日

       
  リタイアしたのをきっかけに、里山保全ボランティアを始めました。


ここのところ、コロナウイルスの影響で不要不急の外出は避けて
いたのだが、余り外出しないのも体に良くはないので、里山保全
ボランティアであれば、屋外で人と人との距離も保てるで、久し
振りに作業に行った。

穴あけ 種菌

今日は、昨年の台風で倒れた樹々を横浜市の公園課を通じ、業者
が伐採したのを活用し、椎茸の原木栽培の種木を作る作業である。

これ、UKIは初めての作業で、一度はやってみたかった作業で
ある。

まずは、原木となる木にドリルで穴を開ける。
そして、その穴に先が細くなった楔状の種菌が付いた木片を挿し込み、
金槌で叩いて入れる。
この楔、ボンドのような白い粘着物が付いていて、これが椎茸菌なの
だそう。
そして、シートを被せて湿気が高い状態にし、梅雨時になったら
立て掛けて、椎茸が出るのを待つ。

と、いう行程である。

原木

ちなみに、その年は菌が廻らず翌年以降に椎茸が採れ、数年後に
原木が朽ちる迄、収穫が出来るのだそう。
最近では、原木栽培の椎茸は売っているのをあまり目にしない。
よく目にするのは、菌床栽培の椎茸だけである。しかし、原木で
栽培された椎茸の味と香りは、菌床栽培の椎茸とは全然違うもの
である。

なんだか余禄が楽しめる里山ボランティアである。






前のお話へ 次のお話へ
 プロジェクト ん組
「困難な戦いだった。誰もが見放しかけた。その時、男は歯を食いしばった。」
てな感じで始まる某番組に涙が湧いて来る今日この頃のUKIですが、サイトを
通じて知り合った方とのプロジェクトをお伝えします。