NO,014

里山保全ボランティア


2020年12月26日

       
  リタイアしたのをきっかけに、里山保全ボランティアを始めました。


今年の作業も今日が最終日。
竹林の密集した竹を切り出して、その竹で熊手を作る。
熱した竹をこの治具で先を曲げて熊手を作る。
そして、森に併設した畑で収穫収穫した白菜を漬ける。
漬けあがった白菜漬は、正月のお茶受けとしては最高。
これもふれあいの樹林の活動の楽しみでもある。

熊手作り 白菜漬

森の落ち葉の一部は、集めて堆肥を作る。
本来の里山では、森の落ち葉を集めて堆肥を作るものなので、此処でもその恩恵に
預かる。こんなに山盛りの落ち葉が、半年もすれば1/3以下となってしまう・
さらに半年を過ぎたあたりから、堆肥として利用する。
その頃になると、この堆肥の中のミミズが成長して堆肥を沢山食べて、その排泄物が
立派な肥料となり、堆肥ごと畑の土に戻したミミズが、今度は畑の土をほぐしてくれる。

本来の日本の野菜作りは、このような事を主として、農薬をあまり使わないものだった。
今では、森の落ち葉は、普通ゴミでは出し辛いものとなっているので、その処理方法と
して、堆肥にする事は、環境保全の役に立っている。
このふれあいの樹林のボランティア活動も森を維持すると共に、こんな形で環境保全を
行っているのである。

堆肥

これで、今年の作業は終了となる。
また、来年が楽しみである。










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プロジェクト ふれあいの樹林 竹林の整備
 プロジェクト ん組
「困難な戦いだった。誰もが見放しかけた。その時、男は歯を食いしばった。」
てな感じで始まる某番組に涙が湧いて来る今日この頃のUKIですが、サイトを
通じて知り合った方とのプロジェクトをお伝えします。