小網代港
港とヨットハーバー
福浦チヌ同好会・HB@S・岸壁湯沸し隊

NO,001

■ 渋かったカワハギ

2003年2月22日 城ケ島沖

夏の終わりから秋にかけて手漕ぎボートでカワハギが釣れる。
水深は約15m前後、餌を突ついている様子が竿先にも現れる。
小さく合わせると小気味良い当たりが伝わり何回かに一回の割合で釣れて来る。
秋も深まり、肝が大きくなってくるとカワハギは深場に移動する。
手漕ぎボートで行ける場所からはカワハギは去っていく。
ではその肝の大きい美味いカワハギを釣るにはどうするか?遊漁船である。
という訳で、カワハギ船に乗って来ました。

船のカワハギは2回目である。
ハンドル付きの専用竿と左ハンドルのリールを購入し、初回は年末繰り出した。
が雨と波である。
学習能力の無いUKIは以前アマダイでミヨシに乗りジェットコースターのごとく
体が宙に浮いた久里浜の遊漁船からその時も同じようにみよしに乗り、アタリは
分からず、雨に耐え兼ねて殆どをキャビンで過ごしたのである。
もちろん釣果はゼロ。竿出している時間が僅かであった。
その反省から今回は、雨合羽には防水スプレーを嫌という程蒔きミヨシには乗らず
に操舵室の脇に陣取ったのである。
ところで今回は「福浦チヌ同好会」「HB@S」「岸壁湯沸し隊」の合コンならぬ
大黒から本牧・福浦と連なる「横浜沿岸連合豪華仕立て肝船」と相成ったのである。
当日、風も穏やかな小網代湾から8時出船、午後3時までの釣りである。


城ケ島沖は凪、これで釣れなきゃ・・・・・である。
ところがここ数日はカワハギはかなり渋いらしい。
竿を出すものの餌は食われず本当にカワハギはいるのと思った矢先、ミヨシでヒット。
そのうちUKIの竿にも特有のアタリが来て一枚ゲット、幸先良しである。
が、次が続かない。各人万遍なく時折アタリが有りカワハギが釣れて来るが活性は、
かなり低い。
叩き・誘い・たるませと色々変えてみるが駄目である。
そのうちたるませすぎて仕掛が根に入る。道糸を持って思いっきり引っ張ると仕掛け
全部が海底に消えていた。キラキラ集魚板ダブルの高い仕掛けが藻屑と消えていく。
タックルボックスには地味な集魚板、これを付けて仕掛けを落す。
その後、3回アタリがありました。(もちろん餌取られたのは数え切れないくらい)
が、全て途中でバラシ。
結局、今回の釣果は最初の1枚のみである。

ここで、一人大反省会

分析
@ 釣り座の問題 ミヨシから中座としたがトップはミヨシ、大物賞もミヨシである。
A 仕掛けの問題 いつも思い付きで買うので好きな色である緑系が多い。
           今回釣果を伸ばした方はピンク系の仕掛けを使用していた。
B 釣針の問題   売っているハゲ換え針の一番小さいサイズである。
            それに釣った一枚は、ちいさい。
C 餌付けの問題 手漕ぎボートの時はオキアミである。釣っている方の餌付けを良く
           見ておけばよかった。

結論
うでの問題である。肝船には向いていない。ここで修行を積むか手漕ぎボートに専念
するか難しい選択である。でも修行したら高く付きそうである。

なお、今回のメンバーは皆さん日々岸壁で戦っている方々であり6時間渋い中ずっと
竿を持ち続けていた。ダレル事なく心地よい緊張感が続いていた。また左ハンドルの
リールを使用している方が多くいました。釣果は別として大変良い釣りでした。


全体の釣果
船中0〜8匹






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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。