肝釣り
潮女さんの竿撓る
私の釣果

NO,005

■ 湾岸連合肝大会

2003年12月7日(日) 午前8時出船、午後3時沖上がり

横浜に面した海では、いわゆる「江戸前の魚」と同じような様々な魚を釣る事が出来る。
投げ釣りや落とし込み、浮子釣りといった手軽に岡からの釣りが楽しめる。そのような釣り
をテーマにしたWebサイトも多く存在する。その中で、釣り場をきれいにというテーマで知り
合い、互いに気の合ったグループ同士の交流から生まれたのが「湾岸連合」である。

「湾岸連合」という名前からすると、一時代前の暴走族を思い起こすような極めて閉鎖
的で、迷惑な会と勘違いされそうであるが、そうでは無い。極めて気の良い老若男女の集
まりである。で、その会で年一回実施しているのが、船でのカワハギ釣りである。
各々のグループは、基本的に岡釣りで各々フィールドも釣り方も異なっている。共通してい
る事は、よく喋る事、本業以外での芸の達者な方が極めて多い、決して釣果に拘らないと
いう点である。
で、互いにWebでの本業では無い、相互の親睦の釣りがこの「肝大会」である。

参加グループは、今回幹事のまるみさん所属の「福浦チヌ研究会」・構成人数の多さと
多彩さが特長的な「HB@S」・UKIも籍を置く「岸壁湯沸し隊」福浦・本牧・大黒と横浜の海を
網羅する3グループ約20名、仕立てにて出船である。

当日、本来であれば佐島出船の予定が強い北風のおかげで出船出来ず、急遽風裏の
鴨居に変更、幹事の折衝力のおかげである。今日は雨も降らず、多少うねりはあるものの
暖かな釣り日和。ボートでのカワハギ釣りは大体修得したものの、船では今ひとつのUKIは
今回、竿2本持参ボートでの定番980円の竿と未だカワハギを釣った事の無い1万円の竿
である。今回のUKIの最大の目標は、高い竿でカワハギを釣る!というである。

沖に到着し釣り開始。
まずは高い竿で試すが、魚信無し。トモでは歓声が上がる。UKIはミヨシである。
早々に安い竿に交換すると小さな魚信があり、トラギスが釣れ、その次には本命のカワハギ。
前途多難である。
何回かポイントを変更する。ポイントによって群れを成しているところとそうでは無いところ
がある。午前11時、群れを成すポイントにあたる。時合である。高い竿は軽く手返しが良く
また感度も高い。この竿に交換して軽く叩いて誘うとやっとカワハギが乗ってくれた。
群れを成しているポイントで短時間に数を稼ぐには、この竿のほうが有利である。やっと竿の
調子が判りかけて来た。肝大会に参加した甲斐があった。

釣果は、あと1尾でつ抜けの9匹。あと一尾を待つ事2時間最後が渋かった。
釣った後は、肝和え。カワハギの型は小さかったので全て肝和えで賞味しました。

本日の釣果
カワハギ9匹
トラギス3匹







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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。