日の出
他人の収穫
49センチのアイナメ

NO,002

■ 早春のヒラメ

2004年2月22日(日) 鹿嶋沖 午前6時出船、午前11時40分沖上がり

今回は、男5人からなる「海千山千倶楽部」発足記念ヒラメ釣行である。
参加者は、以下の方々。
☆ ラプター氏:
1日1万件アクセスを誇るWebマスター、元々この釣宿を発見した沖釣派、
☆ NA氏:
IP電話のシステムでは国内で屈指の開発者、元来は磯釣派、
☆ KA氏:
NA氏を紹介して頂いた広告会社の社長、沖釣派、
☆ TA氏:
NA氏の友人、磯釣派、
ヒラメ釣りは極寒の釣りである。何を好んで寒い思いをしてまで釣れるかどうか判らない
釣りに行くお馬鹿な5人衆である。正確にはもう1人NI氏(この人GPSの開発者)が、
いるが、今回は体調を崩した為不参加である。
そんな5人衆、場所が鹿嶋で遠い事とここの仮眠施設が大変良いので前泊して宴会しよう
という魂胆である。各自バラバラに集まり、午後9時には宴会絶好調となる。

さて、次の朝。
2月後半にしては異常な暖かさ。風も無い。穏やかな海である。
が、ここに余り穏やかでは無い5人がいる。前日宴会が盛り上がり宿酔いなのである。
そもそも、早朝爽やかな気分で釣りをする為に前泊するんである。
心の中で思わず叫んでいる自分がいる。「俺は何をやっているんだろう?」
と沈む気持ちを抑えつつ、鰯を付けて投入。ところがなかなか魚信が無い。
鰯を上げても噛まれた痕は無。ポイントを移動する事暫し。誰もヒラメをあげてはいない。
誰かがあげたら真剣に釣りしようと、竿はロッドホルダーに掛けたままごろりと横になる。
「俺は何をやってんだろう?」また心の中で思わず呟く。

風が強くなってきた。結局誰もヒラメは釣れずに早上がり。
今まで穏やかな天気だったのが、一転波飛沫を浴びる。今日は穏やかだったのでカッパの
フードはしまったまま、頭から海水の洗礼を受ける。波が高いので港に戻るのが遅いこと、
それでも一番潮が掛からない操舵室の風下にじっと耐える事30分。
またまた心では「俺は何をやっているんだろう?」

本日の釣果は船中でKA氏のアイナメ2匹のみ。
もっともこのアイナメ大きいほうは49センチ、ビール瓶ならぬ一升瓶サイズでした。
ヒラメ釣りは毎回釣れるものでも無いし、逆に毎回釣れたら面白くない釣りかもしれない。


本日の釣果 








前のお話へ 次のお話へ



海の写真クリックして地の巻メニューへ ● 沖釣り紀行
最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。