日の出
港の船
レンコ鯛
収穫
久里浜名物橋くぐり
料理

NO,004

■ 晩秋のアマダイ釣り

2005年11月27日 午前8時出船・午後3時沖あがり

故あって12月から1月まで禁漁である。または釣り禁止とも言う。
何故そうなったか?身から出た錆びである。
で、11月最後の休日、本日釣りに行かないのは後悔後に経たずである。
もちろん、万難を介して釣行である。

今回は何処に何を釣るか考える。
この時期であれば、ひらめ・かわはぎ・アマダイである。
ひらめは、まだこれからが本調子のようでもあるし、遠いので大変である。かわはぎは、
ひとりで行かなくともそのうちお誘いがかかる。アマダイは出船場所が比較的近いし、
旬の走りである。
うう〜んどうしよう?と考える事1日と半分、結局アマダイに行く時とする。

場所は久里浜、出船8時。
この時期の久里浜は、かわはぎ人気高しで、アマダイは大きな船なのに5人だけである。
大名釣りである。我が釣り座は早く港に着いたので右オオドモ、いざ出船である。
久里浜名物、橋超え伸縮船で海へと進む。

今日は海も穏やか、凪である。
船は約40分ほど走り、千葉県側金谷沖のかけ上がりで止まる。
さあ、いよいよ釣り開始である。
錘は80号、底着して糸ふけを取り軽く巻き上げ、竿をゆっくりと目の高さまで上げる。
そのうち竿先がゆっくりと重くなる。心持ちグッググ・・と言っているようでもある。
上がって来たのはトラギス、なかなかの型である。トラギスがいるとなるとその上の餌
には、念願のアマダイが喰ってくる。じっくりと釣る事とする。

なかなか本命アマダイは掛かってきません。
時間だけが過ぎて行く。午前10時を過ぎる日差しはダンダン強くなる。
気温もどんどんと上昇し、Tシャツとその上の軽いシャツでも充分な暖かさである。
船を走らせる事しばし。場所を変えるとトラギスより明確で強い魚信。時間が解決して
くれるのか、本命か?
要望と期待を受けて、魚が上がってくる。レンコ鯛である。

一応は鯛である。それなりの引きを楽しみながら、手巻きで水深70メーターから上が
ってくる。大きさは25センチから30センチまで、リリースサイズもそこそこあるが、
それでも5枚は活締めしてクーラーボックスへ。

結局、アマダイは釣れませんでした。
釣れなかったのは私だけではない。船中アマダイ0匹である。
港に帰るとまだ水温が高いので、これからじゃないかとの事。UKIにとってこれから
というのは2月である。次に楽しみが残る釣りであった。

釣果:
レンコ鯛7匹(2匹はリリース)・トラギス8匹(3匹はリリース)・ヒメ6匹








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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。