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NO,004
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■ ワラサ爆釣2006
2006年10月14日午前5時半出航 沖上がり午前8時半
■ 話には聞いていたが、本当に体験するとは思わなかった。
「海千山千倶楽部」のNさんから久しぶりに電話を頂く。今年の相模湾のワラサが大変な
事になっているらしい。何でも初島周りでワラサが爆釣、午前8時半には早あがりとなる
程なんだそうである。何しろクーラーボックスに入りきれないらしい。スソでもワラサが
8匹なんだそうである。
■ これは行かねばなるまいと、さっそく3名で予約する。
まあこの手の話はよくある話で、釣りに行くと「昨日まではねぇ〜」とか「潮が変わった」
とか「今日はおかしいとか」とか、外れる事が多い。、一応ワラサを釣りに行くんあれば、
大きなクーラーボックスを買わねばとなるまい。ずっと小さな我が家のクーラーボックス
で我慢をしていたが、さすがにこれを持って行ったら何しにきたんだと怒られそうである。
釣具屋で35リットルにしようか50リットルにしようか散々悩むが、一人で持ち上げる
事が出来る35リットルを購入する。
■ 午前2時、西を目指す。
場所は網代、熱海の先である。
午前4時前に到着すると、早くも船の灯りは燈り、大勢の人が荷物を積み始めている。
出船は、午前5時半である。みんな早い。午前5時前には全員船に乗っている。
定刻より少し早めに出船となる。
■ 目指すは初島、早くも熱海や伊東方面の港から釣船が停船している。
我が船は、初島沖だいたい200m、水深50m程の駆け上がりで停まる。
いざ釣り開始である。
仕掛けは、ハリス12号6ヒロ、ガットギターの弦のような糸である。まわりは皆全てが
電動リールだが、私はあくまで手巻きリールで挑戦である。
仕掛けを下ろし、棚下7mでコマセを蒔いてから竿上げて巻いて竿上げてで、棚下3m、
ここで少し待つと、ググッと竿がお辞儀する。ここで竿を上げて合わせるといきなり根元
から水面に竿が刺さっていく。
腰を使い、波で船が上下する揺れを利用してポンピングしながらリールを巻く。
上がってきたのは、立派なイナダではなくてワラサである。
■ 竿を下ろすとほぼ間違い無く魚が喰って来る。入れ喰いである。
ワラサが入れ喰いなんである。
なかには喰ったはいいが竿が持ち上がらない事も。フンと軽くなり仕掛けをみると根ズレ
している。どんな大きさのワラサだったんだろう。ブリかしら?
■ ところでこのワラサ、クーラーボックスに入らない。尻尾が飛び出す。
でも、入れ喰いである。
調子に乗って、ガンガン釣って5匹、無理やりクーラーボックスに入れる。
まだ、午前7時前である。
■ これからは、休み休み釣る事とする。
クーラーボックス入らないのを分かっていてもまだ釣るんである。
で、残り3匹を釣り上げたところで皆クーラーボックス満杯となり、沖上がりとなる。
■ 50リットルにすればよかったかなぁと思っても後の祭りである。
35リットルのクーラーボックスはショルダーベルトが付いているが、50リットルの
クーラーボックスはショルダーベルトが付いていない。その代わりに車輪がついていて、
転がせる。でも一人では持ち上げる事が出来なくて車に積めない。
尤も満杯になった30リットルのクーラーボックス、重くてショルダーベルトでは担げ
ないとわかったのは船を降りる時であった。ちなみに50リットルのクーラーボックス
でもワラサは、7匹しか入らないだろうからどちらを買っても結果は同じである。
■ ところで、入りきれないワラサはどうしたか?
港で発砲スチロールの箱を買って入れるが、二匹しか入らない。1匹余ってしまう。
蓋の閉まらないのを途方に暮れていたら、港に来た観光客の人が分けて下さいとの事。
助かりました。
今日の釣果:
ワラサ8匹
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