NO,007

10月の真鯛 2010

10月24日(日) 午前7時半出船 午後3時沖あがり

秋真っ盛りのこの季節、真鯛とわらさが釣れているらしいとの噂に、アマダイ釣りに行こうか?
それとも今、釣れているらしい真鯛釣りに行こうか?三日間悩み続けた結果、真鯛釣りに行く事
に決める。
釣り宿は金沢八景、釣り場所は久里浜沖あたり、いざ出発である。

今回はわらさが釣れても困る事が無いよう、大きなクーラーボックスを持参する。このクーラー
ボックス、電車の駅の自動改札口に横向きのままではどうしても通らない。縦向きに変えて持ち
上げて改札口を通らないてはならない。この手間と重さは一瞬で済むのだが次に階段が待ってる。
JRでも我が駅があるこの路線だけが、エレベーターやエスカレーターが設置されていない。
現在はその設置工事が進んでいるが、完成は来年である。それまでは大変である。
そんな大変な思いをして、大きなクーラーボックスをゴロゴロとキャリアに乗せ船宿に到着する。

時は大潮、海は穏やかなせいか釣り人は多い。真鯛の乗り合い船の右舷真ん中に陣取る。
今日は波風無いが鈍く曇り気温も上らず肌寒い。先月までのぐったりするような暑さが嘘のよう
である。

さて出船である。
船は久里浜沖に到着するが仕掛けを下ろすアナウンスも無く、ゆっくりとだが船は動き続ける。
なかなか止まらない。同じ場所をグルグルと回っているだけである。どうしたんでしょう?
しばらくして船は、ようやく止まる。やっと仕掛けを下ろして釣りを始める。

ところで、なかなか魚信がありません。
仕掛けを上げると糸が切られている。上手く合わせると軽い引き。上がってきたのは河豚である。

昼が過ぎ今まで大した魚信もなくといったところで、中右舷ミヨシから二番目で竿を出していた
釣人に真鯛がかかる。そして左舷ミヨシの釣り座の釣人がわらさを釣り上げる。
大潮で魚の活性が上がってきたのか、あちこちで竿がしなる。
上がってきたのはソウダカツオ、入れ食いとなる。
こうなると、仕掛けを真鯛のいると思われる底まで落とせない。その手前で軽くなり糸がふける。
そんなソウダカツオの入れ食いの中、時間は過ぎ、沖上がりの時間となる。

本日の釣果: 河豚10 全てリリース ソウダカツオ15比較的大きな4匹を残し11匹はリリース。
















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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。