仕掛け

NO,002

■ 春の真鯛2011

 4月15日 午前7時半出船 午後2時沖あがり

毎年この季節を楽しみにしている。
4月から6月にかけては真鯛ののっこみの短いシーズンでもあり、この季節の真鯛は旨味の
強い一年のうちで一番美味しいと感じる貴重な季節でもある。
この時期、真鯛釣りに行かなくてどうする?
という事で、今回は真鯛釣りである。

休日は混雑するであろうと平日釣行を敢行、船宿に着くと真鯛釣りの人はぽつぽつといる。
左舷トモよりひとつ手前の釣り座を確保する。本日の釣人は8名、おまつりしない程ほどの
人数である。

ところでこの魚、なかなか釣れません。
ここのところ、3回続けて真鯛の顔を見ていない。とはいっても年に2回くらいしか真鯛を
釣りに行っていないので、次に行った時には前回の感覚は忘れていて振りだしから始める事
となり全然進歩がない。そんなに簡単に釣れる魚ではないのが、この釣りの面白さでもある。
トモの方の話では、今まで七連続で真鯛の顔を拝んでいないそうである。
ベテランの方でもそうなんである。

風が吹き、若干波がある湾口に到着、いよいよ釣り開始である。
仕掛けは、ハリス3号10m、底は50m棚はハリス分上である。
仕掛けが長いので、風があると仕掛けがからまってしまう。今日はなかなか手間取りそうで
ある。

仕掛けを棚に合わせてゆっくりと誘う。
3分程で仕掛けをチェックする。餌は齧られているので魚はいるのは間違い無い。
と、トモの方が真鯛をあげる。七連続空振りが解消される。羨ましい。
が、こちらは今日もあれ〜?モードに突入しつつある。

ところで、トモの方が調子よく真鯛をあげている。
竿の撓り方も形良い満月のような弦を作っている。見るからに高そうな良い竿である。
もちろん腕の違いもあるんだろうが、良い竿はいいな〜と思ってしまう。
こちらが、あまりにも餌を取られているのを気になったのか、どんな針を使っているの?
と声を掛けて頂く。
どうやら、UKIの針は大きいようである。
ここの真鯛は、時として5kgくらいの大型があがる事もあるようだが、レギュラーサイズ
は600gから1kgぐらいなので、もっと小さな針じゃないと齧られてしまうらしい。

次回は、ちいさい針を持ってくるぞ!!

本日の釣果:
鯖2匹














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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。