鯵

NO,004

■ 真夏の午前鯵2011年7月

 7月15日 午前7時45分出船 午前11時沖あがり

夏である。
すかっと晴れた週末の平日、7月大潮のこの日、会社を休んで鯵釣りに行く。
今日は、金沢八景午前鯵である。

この時期、一日釣るのは暑さの事を考えると、ちと辛い。
また、鯵が釣れたら美味しい干物を作りたいと考えると、その日釣った鯵をその日の
うちに干物に仕上げたいと考えると、午前で沖あがりしないと陽が暮れてしまう。
で、午前鯵に行く事とする。

船宿についてみると、午前鯵の先客は一名、その後も午前鯵の客は来なくて二名で
出船となる。大名釣りである。よく船出してくれました。
船長に聞くとこの時期、暑いので常連のリタイアしたお年寄りの方は、来ないとの事
なんでも家族が熱中症を心配して外に出さないらい。
なるほど、確かのそうだろうなぁ〜。

とはいえ、今日はからっと晴れて暑いが、風があり心地よい。
水分補給をまめにしっかりと行えば大丈夫。また正味3時間の釣りである。畑の作業
を考えるとペース配分はしっかりと計算できる。さてさて、今日はおまつりする事も
なく楽しめる。昔は平日の釣りなんて後ろめたいと思っていたが、最近は全然である。
今日みたいな日もある。ああ〜会社休んでよかった〜である。

さて、釣りだが、最初は六浦の岸壁近くを攻める。
昨日、夕方鯵が入れ食いだったそうでが、今日はダメ。
で、お決まりの八景島沖のポイントにアンカーを下して釣る。
今日は、釣り客が二名と少ないので、船長も竿を出して盛んにこませを撒く。三回撒
いたらすぐ上げて、またこませを入れて撒く。これを途切れる事なくコンスタントに
行わないと鯵の群れが寄ってこないとの事。
釣り客が人数少ないのも、これはこれで大変である。

と、鯵が釣れる。
最初に鯵を釣ったのはUKIである。
さあ、いよいよ群れがやってきた。鯵や子鯖がコンスタントに釣れる。底に近いほう
が鯵、その上子鯖のようである。が、両方ともごっちゃに泳いでいるようで、鯵1に
対して子鯖2の割合である。
竿は、魔竿である「無量庵爆釣」と真鯛釣りにも使っている「安い白竿」の二本を、
右巻リールと左巻リールの組み合わせで、巻手が疲れたら交互に使い分けるいつもの
スタイルである。

さて快晴の中、鯵は途切れなくぼちぼちと釣れて沖あがりの時間を迎える。
今日は、美味しい鯵の干物が作れそうである。

本日の釣果:
真鯵15匹 子鯖35匹(子鯖は隣の釣リ客に差し上げました)









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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。