鰺
出船
自衛艦
八景島

NO,003

■ 東京湾午前ライト鰺 2017年盛夏


  7月21日 午前 7時15分出船 午前10時50分沖上がり

夏の暑い時期、釣り鰺が食べたくなってきた。
5月の鮃以来、釣って食べたい魚が無かったのだが、この時期に
来て、夏の鰺が猛烈に食べてみたくなってきた。

我が家のプランターでは、紫蘇が真っ盛り。そして早出の茗荷
も目を出してきた。と、なれば食べてみたいのは、鰺の叩き。
それも新鮮な東京湾の釣り鰺である。これを食べるには、自分で
鰺を釣らなければならない。なので、一年振りに金沢八景からの
鰺釣りを休暇を取って楽しんできた。

さてこの時期の鰺釣り、一日中の釣りでは熱中症の心配がある
ので、半日のライトタックルで釣る鰺釣りに行こうとするのだが、
午前にするか午後にするか悩むところである。
どうも午後の方が釣れているようなのだが、夜に帰ってから鰺を
さばくのは面倒である。また、午後になると風が出て来るんので
仕掛けが絡む心配もある。なので、前日の夜に様子をみて午前の
鰺釣りとする事に決める。

翌朝。
毎度お馴染みの京急電鉄、川崎駅から出発である。
今日は金曜日、夜勤明けの仕事帰りの方や、今朝まで呑んでいた
ようなサラリーマンや学生を乗せて、京急三崎口行きの快特は、
金沢八景駅目指して突っ走る。もちろん、各車両には4人はいる、
釣りに行くクーラーボックスを持ったおっさんも、乗せ突き進む。

まだ工事中の金沢八景駅に降り立ち、釣り宿目指して進む。
本日の鰺船、団体の貸し切りが一艘と乗り合いが一艘、乗り合い
は9名と、平日にしては結構な混雑状態。隣の釣り座の常連の方
に挨拶がてら伺いと、金曜日は平日ながら毎回結構な人数になる
との事、折角二本竿を持ってきたのだが、残念である。

午前7時を廻って出船である。各船競って沖を目指す。 
港の出口の脇の浅瀬では、貝掘りをしている方が数名。

で、まずは八景島沖。
二本針の先にイソメ、もう一本には赤タンを付けてコマセを蒔く。
と、竿先に魚信。まあまあのサイズの鰺を釣る。
ぼちぼちと鰺を釣り、魚信が途絶えると、次は海保廻りで仕掛け
を流す。


が、潮が速くてコマセが流れ、なかなか反応が出ない。
なので、さらに走って猿島沖へ向かう。
が、ここも余り鰺は釣れず・・・

で、また八景島沖で釣りをするのだが、今度はここも釣れず。
そのまま時は過ぎ、沖上がりの時間となる。
最後の一流しは、底に仕掛けが着いたと思ったら、上がりますと
船長の声、仕掛けを巻いていくと途中で道糸が切れ、天秤から下
の仕掛けが海の底へ・・・

何だか中途半端な釣りではあったが、一応、その日食べる鰺の
叩きと塩焼きとなる鰺は確保する事が出来た。
まあまあかな?

蛇足ながらも、その日の午後釣りの釣果の様子を後日見ると、
裾で、20匹との事、うう〜ん、やはり午後釣りにすれば良かった。

本日の釣果:
鰺 9匹







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最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。