海
船

NO,004

■ 松崎 食わせサビキ 2017秋


  7月21日 午前 7時15分出船 午前10時50分沖上がり

棚田の稲刈りの翌日、松崎港から釣り船に乗って食わせサビキで、
青物を狙う。以前は石部の民宿に泊まり、手漕ぎボートでかわはぎ
釣りをしていたのが、民宿の方がご高齢となり民宿をやめたので、
それからは松崎に泊まるようになった。そして、松崎の釣り船で、
沖釣りをするようになってから、今回が二回目の秋の食わせサビキ
釣りである。
前回はカンパチの4kg弱を釣り上げたのだが、今回はどうなるの
かが楽しみである。

さて朝午前5時半に港に集合、今回はUKIも入れて3名の釣り
である。
まずは、松崎沖で船長が用意してくれた枝糸16号の食わせサビキ、
こんな太い枝糸の食わせサビキは横浜では売っていません。
その太い仕掛けで鯵を釣り、その仕掛けを青物のいる棚まで下ろし
青物を釣るお気軽な釣りである。

コマセ籠にコマセを入れて鯵を釣るのだが、その鰺が、なかなか
釣れません。なのでもっと広く誘ってみようと、船長の指示棚より
3メートル下げて狙うと竿先がブルブルと震えてくる。
どうやら、リールのアウンターに少し誤差があるよう。そしてその
仕掛けを青物の棚まで下ろすのだが、その青物がなかなか掛かって
はくれない。
そのうち、その仕掛けにも鯵は掛かって来なくなる。

この後石部や雲見沖で鰺の泳がせ釣りにするので、この辺りから
細い仕掛けのサビキで鯵を積極的に釣り始める。しかし、それでも
なかなか鯵が掛かりません。
とはいうものの、隣の方は仕掛けを代えてから鯵をよく釣っている。
どんな仕掛けと思って伺うと鯖皮のサビキとの事、なので、UKI
も船長から鯖皮のサビキを頂き、そのサビキに替えたら、また鯵が
釣れ出した。鯖皮凄しである。

で、釣れた鯵は後程、泳がせ釣りの餌としてある程度確保する為
に、細い仕掛けで鯵を釣る事に専念する。なかなか食い渋りが続き
ながらも、ようやく10匹の鯵を確保して泳がせ釣りに変更である。

その泳がせ釣りの仕掛けであるが、どうも今日は食いが渋いよう
なので、仕掛け糸は8号、捨て糸6号、針は11号とする。

仕掛けを何回か替える事暫し、ガツンと大きく竿先が沈む。
上げてみると鯵に歯形がついている。どうやら鮃だったようである。
棹は青物用に硬い竿、鮃竿のように柔らかく竿先が沈んでくれない。


で、その後は魚信無。時間は過ぎ、沖上がりの時間となる。
今回は青物め鮃もその顔を見る事が出来なかったのが残念である。
また次回、田植えの後の食わせサビキが楽しみである。


本日の釣果:
鰺10匹 宗田鰹1匹







前のお話へ 次のお話へ



海の写真クリックして地の巻メニューへ ● 沖釣り紀行
最初はソルトウォータールアーから始めた海釣りだが、1年間かかって釣れた魚が
ルアーよりちいさかった。それを期に沖釣りを始めるようになる。沖釣りなら
仕立てでと思っているが気まぐれな友人達が多くかなかなかその機会は少ない。